8chDAC Topping DM7 内部確認その2

工具が届いたので、分解してTopping DM7の中を確認していきます。普通では使わない軸長200mmのロング6角レンチで分解します。

分解

基板は裏のビス2本で、裏パネルもビス2本で止まっています。2mmの6角レンチで取れましたが、フロントパネルを外すネジは、後ろから止まっています。

バックパネルも工具が入らないので、ACを刺して斜めに引っ張ります。

後ろに少し引っ張り出し、電源と連動用のコネクターを基板から外します。

裏パネルを止めているビス穴を切り欠いてフロントパネルを留めているビスを外します。
対角2mmのロング6角レンチで外していきます。

フロントパネルを外す

時間がかかりましたが、ロング六角レンチ 対角2mmが届きました。

しかし、微妙に大きくて入りません・・・・
インチ規格なのかもしれません。そうすると2.1mmになります。もう荒業でダイヤモンドやすりで削っちゃいます。

6角の面を同じように削りながら、ネジに入るのを確認しながら慎重に削りました。
30分くらいかかりましたが、なんとかピッタリ入るまで削りました。

しかしM3のネジで、6角2mmトラスタイプのネジってあまり見かけません。
普通のM3キャップボルトだと6角2.5mmです。無くさないように注意しなければ・・・

これでパネルを外す準備ができました。バックパネルを留めてあるネジ穴からネジを外します。
ネジが固く6角レンチがねじれます。レンチが折れたり舐めたりするとシャレにならないので、少しづつ力を入れながら外しました。ふー外れました!

ネジ2本を外してフロントパネルが外れました。フラットケーブルを外せば基板が取り出せます。このタイプのフラットケーブル用コネクターは、上に押し上げてロックを外して引っ張れば外れます。

やっとこ基板単体になりました。コネクター関係と電源ユニット以外は、ほぼ表面実装でとってもシンプル。出力のTRSコネクター8個で筐体サイズが決まった感がありますね。

基板を引きずり出すまで、ネジを取らなかったら1本行方不明に・・・
捜索30分、行方不明者は見つからず・・・ まーいいか・・・
背面のネジでフロントパネルを固定して、背面のネジは家にあるM3のキャップボルトに交換しました。

チップなどの確認

レイアウトは電源・デジタル部・信号部と大体分離しています。
ch8のTRSコネクターの所にマイコンがありますが・・・

部品番号とか全く記載がないのにはびっくりです。改造防止?リバースエンジニアをしにくくするため?パクリ防止? そういえば中国で基板を作って良くできた回路だと、基板メーカーがパクって売りに出されるとか聞いたこともあります。

背面にはショート防止の保護シートが貼ってあります。
AIYIMA A07はもっとクリアランスが狭いのに保護シートが貼っていないのは、疑問に思います。

電源部の確認

電源部のメインは5VのAC-DCです。最近はローノイズのDC-DCも多くなったので、これでも問題ないと思います。コネクターの横にある黄色の素子は形状からするとサーミスターかバリスターですね。
(ヒューズの可能性もありますが)

付いているAC-DCはモンサン製で、LD10-23B05R2です。モンサンはグローバルでも有名なメーカーです。

モンサンの推奨回路では、入力側に逆流防止&ノイズ低減のフィルターが入っています。
インレットに内蔵してあればいいのですが、型番が不明で探し中です。

電源とデジタル系

詳細は確認できないですが、電源周りには多数の電源ICと思われるICが付いています。

この24pinのICは多分ローノイズのDC-DCコンバーターでオペアンプの±12V-15Vを作っている電源だと思われます。

TPS65131というTIの正負DC-DCコンバーターでした。スイッチング周波数が1.25MHz以上なので結構高性能です。

この石も電源だと思われます。

後。ドロップダウンレギュレーターで3.3V・1.2Vを作っていると思われる3端子レギュレーターもありました。

デジタル回り

XMOSチップは U11690C20でした。XUF216タイプでDACに使うchipとしては高級なほうです。

制御CPUはTMicroelectronics STM32G030
高級でもなくそこそこといったCPUです。

DAC ICまわり

こちらは、メインのDAC ES9038PROです。特に説明は要りませんね。

周りのチップ電解コンデンサーは、100 16V M1Aという表記から、ニチコン、Panasonicではないし、ルビコンでもなさそうです。

アナログ出力回り

オペアンプはOVii表記 調べまくってOPA1612の小型パッケージでした。0.5mmピッチになります。
SOP8のパターンもありSSOP8も付きます。供給が難しい時期ですから、いろいろなパッケージが付けられるように考えてあるのでしょう。抵抗なども音質を重視したのか2012・3216タイプが付いています。抵抗などの表記が無いのは改造には困ります。4層基板ぽいので追いかけるのが難しいです。

TRSコネクター周辺

16pinの小型ICで、出力バッファー?保護回路?と思われるのですが型番から探しても不明でした・・・

まとめ

小型の面実装ICを多用しているので、回路を追いかけるのが大変そうです。
とりあえず、音質にはまずまず満足していますので、しばらくこのままいきます。

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