AIYIMA A07 リニア電源部制作 その1 2023/5/20追記 中止にしました

前から温めていたリニア電源回路を作成します。トランスは350VAのシールド付きトロイダルトランス・レギュレーターはLM338Tの秋月キットを改造・DACからの制御信号で電源をON-OFFできるようゼロクロススイッチも付けます。

2023/5/20追記
リニア電源制作は、USB PD3.1のほうが結果が良かったので中止しました。
アンプのケースに流用したいと思います。

部品

トロイダルトランス
シールド付きトロイダルトランスはパチスロ用の350VAの物を使います。

ケース
日本だと手ごろで丁度いいサイズが無かったので、Bz-hifi-のBZ1409Pを使うことにしました。
奥行きがきついのですが、機材は何とか乗りそうです。
本体は2,000円ちょっとですが、送料が2,500円くらいかかるので痛いです・・・2個買っても送料は2個分・・・

DC電源
LM338Tの秋月キットを改造して、32V/5A出力します。

ゼロクロススイッチ
入力DC4-32VDC、出力AC24-380V/40A仕様のゼロクロススイッチです。
ゼロクロススイッチとは、交流の0V地点で切り替えるスイッチで、衝撃が少ない半導体リレーになります。

DCサプレッサー
家のACは直流が少し重畳しているようで、トロイダルトランスに耳を当てると鳴いているのが分かります。そのため1個から2個のブリッジをAC100V側に入れてDCカットを行います。
400V/5A程度のブリッジで対応します。まずは1ユニットで試して、まだ残るようだったら2個にする予定です。

2023/03/01追記
実験していますが、あまり音質に変化が無さそうなので中止方向です。

http://www.mizunaga.jp/ptrans.html 参照

インシュレータ
NFJさんの安いインシュレータを付けて高級感と防振を行います。

ケース開封の儀

Bz-hifiさんは、いろいろなケースがありますが、送料が・・・・
前購入した時は精度が高くて素晴らしかったですが、今回のケースはどうでしょうか?

結構早く着きました。1/3に発注・1/13着です。
梱包は中国標準スタイルです。

バラできました。内部の梱包はまずまずです。

緩衝材が新聞なのは新しい!ALiexpressでは初めてです。

4mmの皿ネジが大量に入っていました。3個分くらいです。
その他のネジは各1本予備が入っていました。

サイドパネル・リアパネル・天板などは3mm厚の黒アルマイトヘアライン仕上げで、汚れは少々ありましたが、傷はなかったのでまずまずです。
精度もよさそうです。

フロントパネルは6mm厚

リアパネルは3mm 穴あけ精度も高いです。

スイッチ・ヒューズ付きACインレット
中にビスが紛れてました・・・

当然ですがヒューズはミニヒューズで入ってませんでした。

DCアウトは3ピンの頑丈そうなコネクターです。

レイアウト検討

トロイダルトランスが幅ぎりぎり入りました。ACインレットの位置を考えるとトランスは前側ぎりぎりに寄せるしか無さそうです。

秋月の電源キットもぎりぎり・・・

ゼロクロススイッチはこのようには設置できなさそう・・・
側面だとケーブルの屈曲半径が厳しいし・・・
要検討です。端子を曲げちゃうしかないか。
いっそのこと、ACタップ内にDCサプレッサとゼロクロススイッチ入れちゃうかな・・・

ブリッジダイオードもキツキツ
レールに基板の穴がかかるので、加工がめんどくさそう・・・・

放熱器を入れるのは無理そう・・・壁面のアルミで放熱ですね。

余裕7mm、ちょっとやばげ

出力フィルタを付けて、電解コンデンサを増量しようと思っていたのですが、難しいかもしれません。

まとめ

後、電源ケーブルなどが到着すれば、製作に入りたいと思います。
トランスがでかすぎ!もう少し小さい物を用意すればよかった・・・・

フロントのLEDランプも中央は無理そうなので、かっこ悪いかも・・・・
付けないのも手ですね。

注意事項
改造行為はある程度以上の道具と熟練度が必要ですので、電気やハンダ付けの知識がない人にはお勧めできません。

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