TOTO トイレタンク部 修理 (S791B 790シリーズ)

20年以上たったTOTOのトイレのタンク内の修理しました。
水の出が悪くなったのと、便器への微小な水漏れです。
中もすごいことになっていましたが、大掃除をした後の写真のみを上げています。

購入部品

TOTO トイレ補修パーツ排水弁バルブ部 THY444-6R (説明書)
TOTO トイレ補修パーツ バルブ[ボールタップ節水用] THY584-1 (説明書)
呼び13のゴムパッキン
以上で、3000円くらいでした。
曲がり配管内にストレーナーがあって交換したかったのですが、見つからなかったので掃除で対応します。

使用工具など

水道栓も使える大型のモンキーレンチ
ウオーターポンププライヤー
ネジザウルス(ペンチ系なら何でも良いが、1本あると便利です)
クエン酸
あれば、配管内掃除用ブラシ(熱帯魚用のブラシで代用)
あれば、超音波洗浄器

まずは調査

まずはTOTOのHPで部品を探します。これが分かりずらく結構な時間を食ってしまいました。
まずはトイレの仕組みを見て、大体の構造を把握します。(以下に抜粋を載せてあります)

便器のほうに流れるオーバーフロー管に水を供給しているのが理解できませんでしたが、サイホンの原理で水を流していることも理解できました。
排水弁とボールタップのバルブがゴムですので、安全のために両方とも交換します。
又、ストレーナー(トイレの配管内のごみトラップ)もごみが詰まっていると思われるので、掃除をします。

タンクについて

タンクにはいくつか種類がありますが、水を出したり、止めたりするしくみはだいたい同じです。 しくみさえ理解すれば、修理も意外と簡単です。

タンクの形

  • 手洗付タンク
  • 手洗なしタンク

タンクのしくみと部品の名称

ボールタップ

浮玉が下がれば給水し、浮玉が上がれば水を止めます。

オーバーフロー管

ボールタップが故障した場合、
タンクの外へ水があふれるのを防ぐため、この管から便器へ水を逃がします。

フロートバルブ

フロートバルブの開閉により、タンク内の水を便器へ流したり、止めたりします。
このフロートバルブには、レバーハンドルと連動する鎖がついています。

止水栓

修理前に水を止めたり、水の勢いを調節する役割を果たします。

タンクのふたの外し方

[手洗付タンクの場合]

まずタンクのふたを垂直に持ち上げます。持ち上げるだけで外れるタイプもあります。持ち上げるだけで外れないタイプは、手洗金具とボールタップがのじゃばら管で接続されています。この場合は、まずふたを起こし、じゃばら管に接続している部分のナットを、手で左(反時計まわり)にまわすと外れます。

水が流れるしくみ

使用前のタンクには水が所定量たまっています。
※ウォーターラインという目印から2~3cm下

レバーハンドルをまわすとレバーとつながったフロートバルブが持ち上がり、タンクの水が便器 に流れていきます。
タンクの水が流れ終わるとフロートバルブは自重で閉まります。

タンクの水が少なくなると同時にボールタップの浮玉も下がり、ボールタップのバルブから給水が始まり、水位の上昇と同時にボールタップの浮玉も上がり、バルブが閉まることで給水が止まります。

以上 TOTOのHPからの抜粋です。

修理実施

タンクのフタの掃除(1日目)

TOTOのHPからタンク内の点検を確認し準備をしておきます。


タンクのフタを外して掃除します。長年の汚れと水垢がすごいです。
上側の給水栓も裏側のねじを外しておきます。
カルシウムがこびりついていましたので中性洗剤で洗った後、クエン酸の1%溶液に1日漬けて落とします。水栓も同時に洗って、ピカールで磨いちゃいます。

フタが外れた状態になるので、ジャバラ管を下側に押し込んでおかないとトイレが水浸しになるので注意してください。

ストレーナーの掃除(2日目)

注意:ここでは確実に水栓を閉めてから作業します。

水が供給されなくないるように、下側のバルブを閉めます。
タンク内の水を排出して水が供給されなくなるのを確認してから、曲がり管を外します。
この時に下側の配管が回ったりすると、床下で水が漏れるので下側の管をウオーターポンププライヤーなどで回らないようがっちりと固定してから、ナットを回すようにしてください。
ナットが緩んだ時に、配管内の水が漏れますので雑巾などで受けるようにします。

家では曲がり管の中にストレーナーが内蔵されていたので、へらなどでゴムパッキンを取り外してからストレーナーを取り外します。

虫の死骸とか砂などがどっちゃり出てきました・・・・
これでは水の勢いがないはずです・・。ストレーナーも交換したかったのですが見つからなかったので掃除をして、ゴムパッキンを交換して元に戻します。ここでパッキンを3つ使います。


ここでも、1時間ほどクエン酸溶液に漬けてから内部の汚れを落とします。熱帯魚用の配管ブラシがあったので、それで代用しました。内部にいろいろな金属の黒い汚れが付いていますので、最初は黒い水が出てきます・・・

ボールタップ金具の取り外し(2日目)

補助水管を外して、スパナでボールタップ金具を外します。
ボールタップ金具とバルブを2本のビスで止めてあるので外します。手で回せるビスなのですが固着していたため、ネジザウルスで回しました。

新しいバルブと旧バルブの比較 左側が新しいバルブでプラスチックです。古いバルブは鋳物っぽい金属で側面も腐食していたため、上部のゴムだけじゃなくバルブ全部を交換します。
もともと入っていた調整用のプラ金具は流用します。取り付けた後に、プラ金具を上側に押し上げて回すとねじの高さが変わり、下側に落ちるとロックされる機構になっています。

内部にも黒い金属が付着していたので、超音波洗浄器でクエン酸の水溶液に漬けて洗浄します。

ボールタップ金具に新しいバルブを組み込む前

排水弁交換(2日目)

ボールタップ金具を外した後の状態
下にあるピンクが大用の弁で、白いボールが小用の弁になります。
オーバーフロー管の根元に突起があり、そこに重ねてついています。
フタを閉めた状態から、垂直に引き上げると外れます。力を入れて抜かないと外れないので、突起が折れないかとひやひやでしたが、うまく抜けました。

取り外した旧排水弁。新しい弁と同じ長さになるように位置を調整しますが、今回はほぼ同じでしたのでそのままにします。

新しい排水弁。ワイヤーが一回り太くなったのと、おもりが付いているのが変化点です。

排水弁を外したところ、この状態で中を十分に洗浄します。特に弁が当たる配管部分がささくれていないかを確認し、その後、ボールタップ金具と排水弁を取り付けます。
ピンクの大用の弁がピンク側の金具に付ける形です。

調整

排水弁を取り付けた後、大・小のレバーで弁がきちっと開いて、閉まるのを確認します。
問題ないようでしたら、ボールタップ金具を元に戻します。

配管などのナットの緩みがないのを確認し元栓を開けます。
配管の継ぎ目などから水が漏れないかを再度確認して水量の調整をします。

ボールタップに付けたバルブの調整金具を上に持ち上げて回すことにより水量が調整できます。
今回は節水のためタンクの水が少なくなるように調整しました。

最後に水を流しタンク内に水がたまるまで待って、ボールタップで確実に水が止まるのを確認します。

問題ないようであればフタの水栓にジャバラ管を接続して、戻せば完了です。

これで後10年は持ちそうです。すでに水回りはふろ場のシャワー水栓・台所の水栓・洗面台+水栓と全部DIYで修理しています。

お約束ですが、
この作業は水漏れなどの2次被害を引き起こす可能性があります。このHPでの内容で問題が起こっても当方は関知できませんので、自己責任で対応お願いします。

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