Tooping DX5IIを購入してから、KZのイヤホン沼にはまっているmotoです。
FB友人から面白いアンプあるよーって聞いてスペックを見ると、アンバランス出力(3.5mm)がなくバランス出力(XLR4pin・4.4mm)のみの素晴らしく割り切ったアンプでした。
Nobsound U5はAmazonで割引入れて4.2kほど(2025/9)なのでお買い得です。
思った以上に素性がよく、すこしの改造でTopping DXIIのヘッドホンアンプ部を超える実力だと思います。
電源をコーセルのGaN電源に変えて200V駆動して、オペアンプなどを交換すれば大化けそうですが、分解が・・・・


仕様など
アンバランス出力がなければ、オペアンプ4個でフルバランスに出来るので、振り切った作りでとても好感が持てます(あまり売れないかもですが・・・)
出力も32Ωで1400mWあるので、非力なヘッドホン等でも十分に駆動できそうです。
オペアンプは4580を4つなので、電源と入力段のオペアンプを交換すれば化けそうです。

オーディオ入力 | ステレオL / R XLR(3コア、メス) |
オーディオ出力 | XLR(4コア、メス)/ 4.4mm |
出力電力 | ≧1400mW(32Ω) |
一致したヘッドフォンインピーダンス | 18-600Ω |
周波数応答 | 20-30KHz |
SNR | ≧110dB |
THD | 0.005% |
入力電圧 | DC 5V(1A以上を推奨) |
寸法(W * D * H) | 68 * 69 * 28mm / 2.68 * 2.72 * 1.50in |
正味重量 | 149g / 0.33lb |
開封の儀
やはり激安だけあって、段ボールのままです。

中もプチプチをぐるぐる巻きにした梱包でした。
USB-ACアダプター・USB-DCケーブルも付属しています。親切です。
PSE対応なのにもびっくり!(本来当たり前なのですが・・・)

視聴
視聴はKZのPRXで行います。
(イヤーチップはKZの低反発・バランスケーブルはqdc SUPERIOR EX Cable 4.4-IEM2pin)
94dBと低能率なイヤホンですが、小音量時のリアリティ感と音場の再現性・低域の切れは素晴らしいです。出力が少ないと貧弱に聴こえますので、その辺で分かりやすいかと思っています。
Nobsound U5はDACを持たないので、マルチDAC・Topping DM7の出力から接続しています。
比較はTopping DX5IIになります。値段で10倍も違うので比較するのはかわいそうな気もしますが、あえて比較しちゃいます。
アンプはエージングしないと比較は厳しいので、PRXを繋げて2日ほどエージングした後に視聴します。



Toppinng DX5IIでの視聴
やはりDX5IIは良い音します。
qdc SUPERIOR EX Cable 4.4-IEM2pinは色付けが少なく、バランスも良いケーブルだと思います。
小音量時のリアリティ感と音場の再現性・低域の切れは素晴らしい。
DX5IIは色付けが少なくクリアーで素直な音が出ます。

Nobsound U5(+DM7)での視聴
Nobsound U5(+DM7)での視聴です。
おー素晴らしい。DX5IIと比べて劣るところは少ないです。低域の切れが少し減ったくらいですね。
SNR130dBのDX5IIとSNR110dBのNobsound U5でSNRは大きく違うのですが、視聴してすぐ分かるほどではありませんでした・・・(バカ耳なので・・・)
少し改造するとDX5IIを超えるかもしれません。

分解しようとしたが・・・
筐体は鍋頭の3mmの6角ネジで前後8カ所止まっています。
ボリュームを引き抜いて、ネジを外せば簡単に分解できます・・・と思ったのですが硬い・・・
力任せに回したら、あららネジ頭が削れて6角レンチが空しく回っています・・・・
これはドリルでネジ頭を飛ばすしか方法が無さそうです・・・
面倒なので今回は分解しません・・・・

まとめ
Nobsound U5は、バランス入出力に特化したヘッドホンアンプです。
思った以上に素養が良いので、すこしの改造で大きく変化しそうな気がします。
バランス出力のDACがあれば簡単に接続もできて、バランス出力のヘッドホンアンプが完成します。
値段尾も安いのでお勧めできます。
ネジをなめてしまいましたが、そのうちドリルで分解したいです。
多分、今度、そのうち分解すると思います・・・
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