8chマルチDACを導入しソフトチャンネルデバイダーのテストをしつつ、グレードアップを行っていきます。キモは8chDACの音質でしたが、思った以上に良く大きな改造はしなくて済みそうです。(それでも多分改造しちゃいますが・・・)
ソフトウェア―チャンネルデバイダーのメリット・デメリット
ソフトチャンネルデバイダーでの概略構成は以下の図になります。
メリット
・1回しかD/A変換しないので音質の劣化が少ない
・プリアンプやイコライザーが不要で音質の劣化が少ない
(EKIOのパラメトリックイコライザーで調整可能)
・マルチチャンネルDACのDAC数で自由に構成可能(1chで1スピーカー)
・入力・出力は好きなだけDACを増やせる(8chDACなら4way・16chなら4way+SP8個など)
・ソフトなので今後の発展が容易
・ソフトなので設定の保存が容易・ファイルで残せばすぐに切り替えられる
・現在あるデジタルチャンネルデバイダーより高性能な部分が多い
・DACの性能で音質が決まり、24bit/192kHz以上で動かせる
デメリット
・PCが起動していないと動作しない
・PCにある程度のパワーが必要
・音源はPCからのみ(レコードなどアナログ入力はPCに取り込む必要あり)
・マルチチャンネルDACの種類が少ない
・トラブルで高域スピーカーに低域が出て壊す可能性がある
(高域側スピーカーに保護用のコンデンサーが必要)
・DSDに対応できるソフトチャンネルデバイダーは現在の所なさそう
ステップアップ構想
我が家ではフルレンジを中心に上下の帯域を補っていく構成なので、スーパーウーハーが60Hz以下
、フルレンジが60Hz~6kHz、スーパーツイターが6kHz以上の予定です。
初期
フルレンジを主体にスーパーウーハーで低音を補う構成です。
この構成だとEKIOは無料で使えますので、しばらくこの構成でテストを行っていきます。
最終構成
EKIOを有料版にグレードアップ・ヘッドホンアンプとパワーアンプ・スーパーツィーターを追加
夜間構成
夜間はスーパーウーハーを入れてあると低音が響きまくって近所迷惑なのでEKIOでミュートすれば、フルレンジとして機能するので切替が楽ちん
Topping DM7
今まではオーディオインタフェースなどで対応するしかなかった(例外もありますが)のですが、ToppingからDM7が出たので、廉価で構成ができるようになりました。
又、ESSのフラッグシップDACチップ ES3098PROが搭載されていてこの音質・この性能なら満足です。
EKIO
今回導入を決めたのは、フルレンジ側でEKIOをON-OFFしてもほとんど音質に変化がなかったのが決め手です。(まだ他のソフトも検討中ですが・・・)
FIRフィルタが実装されていないのが残念ですが、安いのとフル機能をテストできたので使っています。
詳細はEKIOのHPでご確認ください。
3ch以上のフル版は149ドルで入手できます。
EKIO導入
MOTU M4で動かしていたので楽に導入できるかと思ったのですが、音が割れたり無音だったりと色々な症状が出て苦労しました。
Topping DM7の標準ドライバーは出力にしか使えないので、ASIO4ALLの導入が必須です。
又、入力をサポートするアプリが必要なので、HiFiCableAsioBridgeとVBCABLE_Driverを導入しました。
WIndowsやASO4ALLなど設定するところが多いので結構悩みました。設定はできたのですが音割れや、変になることが多く3日位悩んでいたのですが、最終的に解決しました。
この辺の詳細は次回記事で記載していきたいと思います。
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まとめ
苦労しましたが、やっときちんと音が出るようになりました。やはりスーパーウーハーがあると音の迫力が違います。
MOTU M4も音が良いと思っていたのですが、DM7の音が格段の差だったのはびっくりしました。
DACでの音質差はパワーアンプの比じゃないです。DM7が音が良いのはAC100Vで内蔵電源から供給しているのも大きいと思います。
もう少しいじって問題なかったらフル版のEKIOを購入したいと思います。
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