Aliexpressで頼んだかっこいい電源コネクタが届きましたので、まずは評価したいと思います。
安くてなかなかかっこいいので、期待しています。
開封の儀
中国から送ってくる材料にしては、まともな梱包です。
コネクタ名称も入っています。
中身もビニールで包まれています。
あら?OYIDE Elcc.なんて入ってますね・・・。MADE IN JAPAN・・・
うーん。作りがいいのに偽物感が強い・・・・
機器の評価
完成後ですが、明工社 医療施設用配線器具 医用接地プラグと比較してみます。
サイズ・構造はあまり変わりません。ケーブル留めが内蔵になったのが違うくらいです。
名工社の外殻はポリカーボネイトですが、中華製はABSぽい感じです。
ケーブルブッシング部
内径は12mmですが、内部のプラを破って大きくすれば、18mm外径のケーブルが入りそうです。
ケーブルブッシング
大口径用が以下の状態 18mmでも行けそうです。
中に含まれていた細めのケーブル用サポートを入れた所
直径6mmくらいまでのケーブルをサポートできそうです。サポートの留め部分も埋込ナットで強度も大丈夫そうです。
明工社の医療用は外側でナット止めなのでより強固です。
カバーの留めも長めのインサートが入っていて通常使用では問題ないと思います。
コンタクト部
コンタクト部の厚みも十分で大きな問題はなさそうです。
黄銅素材に金メッキぽい感じです。
コンタクト部の裏側
2.5mmのビスでコンタクト部が飛び出るのを防いでいます。
ここは少し弱そうです。2sq程度のケーブルを使用すれば接続時に押し込まれることはなさそうですが・・・まーこのサイズのコンセントを使って,1.25sq以下のケーブルを使う人はまずいないと思いますので良しとします。(今回は2sqのケーブルを使います)
コンタクト部は分解出来て、3.5mmのビスと締め付け用の爪がある専用の角ナットが付いています。
少し湾曲していて確実なコンタクトが期待できます。ネジと各ナットは磁石に付くので鉄製+ニッケルメッキです。
インレット側
こちらも構造は似たような感じです。
内部コンタクトの開き具合が今一で引っかかりそうなので直しておきます。
インレット側のコンタクトは黄銅の地金のままでした。
まとめ
中華製の電源コネクタを購入してみましたが、構造的には大きな問題はなさそうです。
すこし?な部分もありますが・・・OYAIDE・・・
このプラグなどにCEマーキングはありましたが、PSEマークはなく日本で使うのには自己責任になります。
少し手を加えればPSE取得できそうなコネクタです。JET・TUV等の認証機関でPSEを取得すれば安心できるのに残念です。100-300万くらいはかかると思いますが・・・
注意:
このコネクタを使用するのは電気工事士などの知識があり、確実な結線を行うことができる人用に記載されています。
この内容で色々な損害が起きても当方は関知しません。真似をされる方は自己責任でお願いします。
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C:コンピュータ・H:本体及び関連機器・C:接続ケーブル・300:定格電圧300V以下
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いつも使っている熱収縮チューブのお店から購入
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端子
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絶縁キャップ
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