サウンドハウスさんの激安XLRコネクターと定番のカナレL4E6Sでケーブルを作成します。オス側には24金メッキもしちゃいます。2mのケーブルが400円程度で作成できちゃうのはびっくりです。
今回、デジタルミキサーを購入したので、ケーブルを一新するために探していたら、激安のコネクターを見つけました。プロサウンド中心のサウンドハウスさんの物ですから、使えないものはないと思い購入!これで80-100円 ありえない安さです。
使用部品
カナレ L-4E6S(ブラック)
激安のXLRコネクター
外装もダイキャストでしっかりした作りです。
通称キャノンコネクターと言われている本家のコネクター(上側)と今回のサウンドハウスさんのコネクター(下側)です。見た目の質感とかあまり変わりませんし、長さが短いので取り回しは楽になります。本体もダイキャスト製ですので丈夫そうです。キャノンとの勘合も試験しましたが問題なく刺さりました。
まずは金メッキ
金メッキは、家庭でできるメッキ工房を使います。こちらはなかなか優れもので、キットがあれば他に何もいらず、簡単に24金・ニッケル・銅のメッキが可能です。
コネクターを分解したところ この色は銀メッキだと思います。銀メッキは時間がたつと空気中の硫化水素など結合して硫化銀(黒色で電気を通しにくい)になるので、金メッキをしておけば長持ちしそうです。
まずは、綺麗にメッキできるように脱脂をおこないます。IPA(イソプロピルアルコール)という飲用できないアルコールが洗浄力も強く、痕が付きにくく安いのでお勧めです。
メッキ工房本体の先に金メッキ液を付けて反対側に電極のコードを繋げてゴシゴシするだけで、24金メッキが完了です。時間は丁寧にやっても1個15分もかかりません。
細かいところは、先のフェルトを引き出して使います。少し黒くなりますが洗浄して磨けば綺麗な金色が出てきます。
メッキが完了したら中性洗剤で洗ったのちに、ドライヤーで乾かして綿棒の先にIPAを付けて軽く洗うと、綺麗な金色になります。
メッキ前
メッキ後
もっと光り輝かせたい場合は、下地の銀メッキをコンパウンドで光るまで磨くと、素晴らしい輝きになります。
難点としては24金で柔らかいのと厚みが薄いので、何回か抜き差しすると地金が出てきちゃいます。
メッキは簡単なので、再メッキしちゃえばいいだけですけどね。
メッキ工房の標準セット 銅・ニッケル・金がメッキできます。各メッキ液18ml
まとめ
メス側は中に水分が残りそうなのと、メッキ工房では十分に中までメッキできない・洗浄が難しいので今回は、オス側だけにしています。ケーブルも作成したのですが遅筆のため、なかなか記事にできません。次回に記載したいと思います。
追記
業務用じゃ怖いというコメントがありました。すいません。これは自宅用のチープなデジタルミキサーに使います。さすがに業務用だと使えませんよね。
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