KC62 入力を絞って問題ないかの確認

サポートに連絡してもわけわからない回答しか来ないKC62です。入力レベルが低くなるとスリープになるらしいのですが、爆音を抑えるのには必要なため、実験を行いました。
当方にあるFLOW8というデジタルミキサーにはモニターセンドが2系あるのでKC62を繋げ、メインのOUTをアンプにつなげての試験です。これで問題なければパワーアンプのウーハーOUTの後にボリュームを入れて、レベル調整するしかありません。内蔵の24dB/octのHPFは使えなくなりますが・・・

LPF・HPFが付いて音量ボリュームもあるパワードウーハーでこの対応は不本意です。

試験

デジタルミキサーのMAINOUTをアンプへ、MONITOR OUTをKC62につなぎます。
前回測定した周波数特性は以下ですが、大体30dB程度落とさないと合わない感じですね。調整を考慮して-40dBでスリープにならないかの確認を行います。

HPFなし・LPF120Hz 視聴位置 スピーカーより1-1.5m -10dB 20Hz-10kHzスイープ

前回測定したフルレンジのみの周波数特性 軸上10cm 20Hz-10kHz -10dBでスイープ
バスレフを殺し気味にしているので、60Hzでクロスさせると良い感じです。

試験構成

今回使ったデジタルミキサー BEHRINGER FLOW8 円安で購入時より価格が上昇気味

確認レベル

FLOW8は細かい設定はスマホで行います。以下はスマホ画面

MAIN OUTは0dBにセットし、パワーアンプのボリュームで聴覚上音楽を聴くレベルに調整します。
今回出したい周波数レンジは80Hz以下なのでLPFは80Hzにセット

モニター1・2とも入力レベル-20dB・出力レベル-20dBにセットしました。これで40dBウーハーに入るレベルが落ちましたので、音が出る最小レベルより上げていけば、適切な音量になるはずです。

モニターのグラフィックイコライザーで250Hz以上をカットしました。

入力レベルが-40dB下がった場合にKC62のスタンバイモードが働かないかの確認を行います。

確認

Amazon Music HDで色々な曲を1時間ほど流してみましたが、スタンバイモードには移行しないようです。
相当低いレベルでもスタンバイモードから3秒ほどで復帰するのは確認できました。

デジタルミキサーを入れた構成では個別での音量設定のため、音量を変えると毎回設定を変更しないといけないため常用はできません。あくまで実験です。

海外でのトラブル事例

英語サイトでのKC62トラブルの事例 英語です・・・
問題になっている事例も多数あります。しかし、サポートの対応は日本よりはるかによさそうです。

関連記事

スピーカー ヘッドホン・イヤホン関連記事 まとめ

コメント