ヤクオフで菊水電子のリニア安定化電源を購入しました。リップルノイズが5Hz-1MHzで電圧500uVRMS以下・電流1mARMS以下・過渡応答平均50uS以下・ファンレスという仕様です。まずはAIYIMA A07改につないで視聴します。
開封・動作確認
大きな傷もなくなかなか綺麗な状態です。
フロントパネルは少し黄変していますが、問題ないレベルです。
シリーズレギュレータなので大きいです。
トランスは後ろ側にあるようで、後ろが重いです。
隙間から内部を覗いてみましたが、埃もほとんど侵入していないので分解せずに行こうと思います。
10年以上前の機種なので、電解コンデンサを次の段階では交換したいと思っています。
20V-18Aの電源の下に設置して動作確認します。
電圧も36V近く出て電流制限もかかりました。
AIYIMA A07改を接続したら160mA流れました。これは今までの電流と同じなので問題なさそうです。
視聴
前回制作したDCケーブルをつないで視聴していきます。
今までは付属の33V/5AのAC-DCアダプタ+NFJ-DCノイズクリーナーでした。
AIYIMA A07ノーマルでは劇的に音質が改善したNFJ-DCノイズクリーナーでしたが、電源関係を改善したAIYIMA A07改では改善効果は感じないくらいになっています。
DCアダプタ直接
今まで聞いていた音です。
特に問題は感じませんが、もう少し低域のバスドラなどのアタックが欲しい感じです。
DCアダプタ+DCノイズクリーナー
少し低域の応答が悪くなった感じです。しかし全体的にS/Nの向上が見られます。
PMC35-3A直接
S/NもDCアダプタ+DCノイズクリーナーより向上し、低域のアタックはDCアダプタ直接と同等で、S/Nも向上して極小音量でも音楽が楽しめるようになりました。
PMC35-3A+DCDCノイズクリーナー
PMC35-3A直接より、低域のアタックが落ちただけで、S/Nの向上は見られませんでした。
このレベルの電源を使用すると、電源インピーダンス上昇での弊害が出るようです。
ノーマルのAIYIMA A07につないだ場合はどうなるか分かりませんが、多分不要になると思われます。
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まとめ
リップルノイズが5Hz-1MHzで電圧500uVRMS以下・電流1mARMS以下・過渡応答平均50uS以下というシリーズレギュレータ型の菊水電子のPMC35-3Aを導入しました。
やはり高性能電源だけあって、1段と音質が向上しました。
しかし過渡応答はもう少し上げたほうが良いかなと思いますので、電源出力に1,000uF×10とフィルムコンデンサor積層セラミックを2段で途中SBDでカットして過渡応答の改善と平滑の揺らぎを減らそうと思っています。
又、電源をあちこち入れるのも面倒なので、PC電源ONでオーディオ系もゼロクロスで動くオーディオ用USB電源連動テーブルタップも作ろうと思っています。
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