低ノイズ12bitオシロ RIGOL DHO1072 LAN接続

昨年購入したDHO1072ですが、LAN・USB・GBIB・RS232CでPCと連動できるはずと色々やってみました。アプリがないと諦めていたら、Ultra SIGMAをインストールするだけでブラウザーでできるじゃないですか・・・
今の新しいDHOシリーズでも同様に動くと思います。
UltraScopeというアプリじゃないと動かないという先入観がいけませんでした・・・・

購入したオシロ RIGOL DHO1000シリーズ

今回購入したのは2chの70MHz帯域のものです。

やはり色々検討するとDHO4000シリーズが良かったかなと・・・・
でも高い・・・

このUltra Scopeも要るもんだと早とちり・・・
DSシリーズとかは必要だったみたいですが・・・・先人の設定をブログで見てマニュアルを見なかったのが失敗でした。

導入

アプリインストール Windows10の場合

まずはRIGOLのHPからUltra SIGMAをダウンロード

適当なホルダーで解凍してSetup.exeを実行

以下の表示が出ますので、インストールを進めていきます。

ディレクトリの選択・特に問題ないのでこのまま

使用許諾の確認

どんどん次に行きます。

終了です。

パソコン等の設定

家のルータで192.169.10.100から自動でIPを振る設定にしているので、セキュリティソフトESETでIP確認。Andorid MobileでDHO1072が見つかりました。
家でのローカルIP 192.168.10.123をULTRA sigmaに入れるための準備になります。

Ultra SIGMA起動

Ultra SIGMAを起動

上記のLAN(当方はLANで接続)のため左上のLANを選択

IPアドレスを入力

TESTをクリックして確認・OKです!

右のOKをクリック・以上でUltra SIGMAの設定完了

ブラウザーを立ち上げて、IPアドセスを設定すると以下のように表示され、左のWeb Controlを選ぶとサブブラウザーが立ち上がり画面が表示されます。

以下が画面表示
画面の表示は遅めですが、解像度は高くほとんどの操作がパソコン側から行えます。
画面は、シリーズ電源のPMC35-3Aの電圧・電流波形

まとめ

やっとDHO1072がLAN経由でパソコンから制御できるようになりました。
やはりマニュアルをキッチリ読まないといけません・・・

LAN接続だと基本的にパルストランスで絶縁されているはずなので、PCに影響がないのも嬉しいです。

これでリモートでオシロを使えるようになりました。

ただFANの音が結構大きいので、音楽を聴きながらだと気になります。又、LANでのデーター量は大きそうで、ソフトチャンネルデバイダー(EKIO)でリアルタイム処理をしつつだと、たまに音が途切れることがあります。(音楽再生と分ければ良いだけなのですが、面倒なので・・・)

2024/1月追記
もっとお安い12bitオシロが出ました。基本スペックはほぼ同じで、画面が小さくなってUSD PD65Wで動きます。
これなら持ち運んでUSB PDバッテリーでモバイル運用も可能です。

発振器も付属している最高スペックでもお安い・・・・
画面が小さいと老眼には見にくいと強がり言ってます(笑)

一番安いモデルだと5万円以下です・・・

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