CD音質の音源をQobuzのWindowsアプリで聞くと、Amazonより音が良く聞こえます。
ハイレゾ系だとあまり違わないので疑問に思い、REWで周波数特性を見てみました。
20kHz以上になんか出ています。
これが高音質に聞こえる理由でしょうか?
確認環境
N305mini PC音楽再生(Qobuz・Amazon)→MOTU M4→N305mini PC(REW)
今回使用しているオーディオインターフェイス
録音比較曲
CD品質 16bit/44.1kHz録音で同一音源だと思われる物
Chicago 「The Very Best of Chicago: Only the Beginning」より「Saturday in the Park (2002 Remaster) (Remastered Version)」
この曲は周波数特性などが変わると、出だしで大きく音が変わるので選定しました。
REWでのピーク波形比較1 ネイティブアプリ
Amazon
CD品質なので20kHz程度から出力は出ていません。
Qobuz
CD品質なのですが、30kHzから40kHzあたりにもピークがあります。
本来録音されていないはずの音が出ています。
音楽の変動で10kHz当たりの音が出ると大きく出るようです。
ALL SPL
濃い緑色がQobuzです。
結構特性が違います。サンプルの取り方がいまいちだったせいもあります。
Qobuzのほうが平均的に3dBほど低いようですが、音質が上のように感じます。
40Hz以下がQobuzはスパッと切れています。
REWでのピーク波形比較2 Webプレイヤー
Webプレイヤーではあまり音質の差は感じなかったのですが、Webプレイヤーでも比較してみます。
Amazon
Amazonでの波形 こちらは20kHz以上でスパッと切れています。
Qobuz
Qobuzでの波形 やはり20kHz以上になんか出ています。
ALL SPL
両方の波形の合成
緑がQobuzになります。
多少凸凹はありますがほぼ同一レベルです。
Qobuzは20KHz以上で何かが出ているのが分かります。
まとめ
QubuzをWebアプリで聴いていた時には、Amazonとあまり変わらないないーと思っていたのですが、Windowsのネィティブアプリに変えたら、Qobuzの方が良い音に聞こえたので比較をしてみました。
MQAの音が良いという話があり、ディザリング処理をしているからかも!ということが話題に上がっていたので確認をするために周波数特性を見てみました。
音が良くなるのは良いのですが、音源をいじっているのだとすると少し疑問に思います。
Qobuzも導入しようかなと思ったのですが、もう少し様子を見てみます。
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