Aliexpressで銀クラッド高純度銅テフロン被覆単線が安かったので購入してみました。導体直径1mmの物になります。PC-TripleC EX電線に似た構造なので、内配に使ったり撚ってスピーカーケーブルに使ってみます。テフロン被覆が0.1mmと薄いのでインピーダンスが100Ω以下になるといいなー
長期欠品中ですが下のPC-Triple C/EXを単線にして、外皮をテフロンにしたケーブルが今回使用したケーブル仕様です。こちらのPC-Triple C/EX m1,900円・・・
仕様
導体:5N結晶銅(99.9998%)+ シルバーメッキ
シルバーパーセント: 約35%
外径: 1.2ミリメートル
コンダクターod: 1.035mm
着荷確認
太目の銀メッキジュンフロン線ぽい感じです。
思ったより硬めでした。
カットしたところを拡大
きちっとクラッドされています。
クラッドとは:
2種類以上の異なる金属を貼り合わせた材料のことで、単一材料では得ることが出来ない複合特性を持たせた高機能性金属材料です。クラッドは、異種金属間の境界面が拡散接合(元素拡散によって合金化)しているため、めっきのように剥離の心配は少なくなります。
外径は1.2mm
内径は1mmくらいです。
スピーカーケーブルに加工
今回使用したバナナプラグ
出た時にたくさん購入した物です。円安で結構値段が上がっていました・・・
イモネジが2か所あって、ケーブルの固定もしっかりできますし、後から外側のシースを入れられるので便利です。シースもアルミで、赤がメタリックピンクなのが気に入っています!
ケーブル加工
ケーブルストリップはAWG22だとちょっと傷つくので、AWG20が良いかと思います。
電ドルの低速回転でヨリヨリしました。
ケーブル固定完了
ケーブル完成
テスターで±を測定して、シースを入れていきます。
接続
視聴
家はカナレの4S6Gですので、交換して視聴します。
一聴して音が華やかになり、音場が広がった感じがします。
8kHz付近を2dBくらい持ち上げた時と同じですね。試しにPEQで-2dBくらい落としたら同じような感じになりました。
音が濁ったりはせず、いい方向になった気がします。しばらくこのままで視聴していきます。
2日ほど視聴したら、音がより素直になった気がします。
次は、デジタルアンプですので、シールドをしたらどうなるかを試してみたいと思います。
AIYIMA A07は筐体がアースに落ちていないので思案中・・・
インピーダンス測定
テフロンで外皮薄いので、USBの信号ケーブルに使えそうだと思いインピーダンスを測定してみました。
今まで色々試しましたが外皮が厚いと、インピーダンスが上がりいい結果が出ていませんでした。ジュンフロン線でも外皮の厚みが0.2mmで、インピーダンスが高く今一でしたので期待しています。
この伝送線路の特性インピーダンス:Zoは下の式で表されます。
RとGが無視できるほど小さい(無損失)場合、特性インピーダンスは次のようなシンプルな式で算されます。
使用周波数でLとCを測定すれば、簡易的にケーブルのインピーダンスが求められます。
使用した測定器はDE-5000です。100・120・1k・10k・100k Hzまで周波数を変更して測定できるので、結構便利です。
でしたので、インピーダンスは100kHzで108Ω程度でした。
実際のUSB2.0は480MHzで、これよりやや少なくなると思われるので、インピーダンスマッチングは大丈夫そうです。これでやっと自作USBケーブルやLANケーブルが作れます。
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まとめ
Aliexpressから銀クラッド高純度銅テフロン被覆単線を購入して使用してみました。
音質も悪くなく、色々使えそうです。少し硬めですのでもう少し柔らかいと良いのですが、これはしょうがないですね。鍋で煮込んでアニール処理をして見るか!
後、色違いが数色あるとうれしいですね。
今回は20m購入したのですが、すでにスピーカーケーブルで6m・試験用に2m使ってしまい、ちと心もとなくなったので追加で40mほど発注しました。
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