最近はセルフのスタンドでガソリンを入れることが多くなり、空気圧を保つのが難しくなったので車用の電動空気入れを探していました。月に1回は点検しないと危ないですからね。
- 条件は以下です
- ・安い
- ・怪しいメーカーじゃない(リチウム電池は結構危険なので)
- ・自動で停止
- ・自転車やバイクも対応できる
- ・圧力ゲージがある
- ・充電式
- ・圧力の設定ができる
- ・小型
- ・頑丈
するとAliexpressでシャオミのインフレーター(Mijia Bicycle Pump)がお手頃価格で出ていました。
iPodぽい作りで小型です。耐久性も優れてて試験も十分にしているみたいです。
おーすべての条件を満たしています!
シャオミ(Xiaomi)は中国のスマホメーカーですごい勢いで伸びている会社です。
高級精密ドライバーや家電なども作っており、多角的な経営をしています。部品なども日本製の高級な部品を多用し、中国のなかでも安心して購入できる会社かなと思います。
アマゾンでも出品されています。すごく安くなってプライムです。
国産ではマキタのがありましたが高いのとでかいので、残念ながら候補から脱落です。
シャオミのHPの説明資料を訳しました。
Mijia Bicycle Pump 説明資料
安全で運転しやすい便利な生活のための多機能スマートインフレータ
Xiaomi Mijiaスマートポンプは、内蔵の2000mAhバッテリー、タイヤ空気圧検出、圧力プリセット、その他のさまざまな機能を備えており、ボール、自転車、バイク、車のタイヤを充填できます。操作は簡単で各デバイスをいっぱいにすることができます。
- 主な特徴:
- ポータブル電動インフレータ、デジタルタイヤ空気圧検出、プリセット圧で自動停止
- 高精度合金ダイカストシリンダーは、150PSIまで加圧でき、ロードバイクに必要なタイヤ圧に対応し、一般的な自転車のタイヤとさまざまなボールを膨らませることができます。
- タイヤの空気圧を検出し、予期しない状況に対応
- USB充電に対応しています
- 小さいボディでも優れた放熱で、動作振動を低減するショックパッドで、手持ち操作でも快適です。
- 18650リチウム電池、高電源、優れた耐久性
- 照明が付属
- USB-Micro-USB充電インターフェイス
仕様:
●素材:合金
●バッテリー容量:2000mAh
●バッテリーモデル:18650 Li-ionバッテリー
●充電時間:3時間未満
明細事項
明細事項 | ブランド: ミジア 特殊機能: 自転車ポンプ 材料: アルミニウム合金 |
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規格 | 製品重量: 0.4800 kg 製品サイズ(長さx幅x高さ) : 12.40 x 7.10 x 4.53 cm / 4.88 x 2.8 x 1.78インチ パッケージサイズ(長さx幅x高さ): 15.00 x 10.00 x 6.00 cm / 5.91 x 3.94 x 2.36インチ |
パッケージ内容 | 主要材料: 1 xバイクポンプ、1 xフレンチエアノズルアダプター、1 xガスニードル、1 x充電ケーブル、1 x収納バッグ、1 x中国語マニュアル |
開封の儀
Aliexpressで約2週間で届きました。
梱包もきちっとしていて好感が持てます。角がへこんでるのはまーしょうがないですww
内容は
- インフレーター本体
- 袋(丈夫そうです)
- USB-MicroUSB充電用ケーブル
- 米式→仏式の変換アダプター
- ボールなどへの空気入れアダプター
ipodの大きな奴ですね。
このIFは直感的にわかるので、とてもいいです。
右のボタンで自転車→バイク→車→ボールっていう感じで動かして、上下で数値を決定、真ん中のボタンが起動で、左がLEDランプ ONです。
車での空気入れ
実際に車に空気を入れてみました。
ギミックが面白く上側のホースが電源で、刺すとOFF・抜くとONになります。
音はさすがにポンプですので、ある程度しますが、夜とかじゃなければOKだと思います。
空気を入れている時間は早くはないですが、まー我慢できます。
200Kpa(2bar)から250Kpa(2.5ber)まで1分くらいでした。
設定値で自動ストップするのでらくちんです。
タイヤの空気圧はいろいろ単位があって分かりにくいので下にまとめておきます。
【空気圧の単位】
●bar(バール)
⇢MTBなどの太いタイヤに使われることが多い単位。ヨーロッパで多く使われる圧力を表しています。
●psi(ピーエスアイ)
⇢「Pound per Square Inch」の略。アメリカでよく使われることが多い単位です。
●kpa(キロパスカル)
⇢「キロパスカル」のことで、1Bar=100kpaになります。
換算表
車のタイヤは安全のためには最も大事なものです、整備関係では以下のブリジストンのHPに詳しく乗っていますが、一部抜粋参照しましたので、参考にしてください。
タイヤの空気圧について
タイヤは、適正な空気圧(自動車メーカーの指定空気圧)が充てんされてはじめて充分な性能を発揮します。空気圧に過不足があると、車とタイヤの性能を発揮できないばかりか、タイヤが損傷したり、事故につながる恐れがあります。
タイヤの空気圧は徐々(自然に)低下します。最低1ヶ月に1度は空気圧の点検を行って適正な空気圧を維持してください。
タイヤの適正空気圧とは
タイヤの適正空気圧は、車種ごとにカーメーカーが指定している車両指定空気圧と同じです。
車両指定空気圧は運転席側のドア付近あるいは給油口等に貼付された空気圧表示シールに 記載されています。
従って、タイヤサイズが同じでも装着される車種によって車両指定空気圧は異なる場合があります。
また、同一車両に装着されるタイヤサイズが同じであれば、タイヤの銘柄が変わっても車両指定空気圧は同じです。
尚、自然漏れによる空気圧低下を考慮して上記で確認した車両指定空気圧を基準とし、0~+20kPaの範囲内で調整・管理することをお奨めします。
- ※レインフォースド/エクストラロード規格のタイヤはスタンダード規格の空気圧より高い設定となります。
- ※4×4用LT表示タイヤ(例LT215/75R15)及びハイフロテーションタイヤ(例30×9.50R15)は小型トラック用タイヤであり一般乗用車用サイズの空気圧より高い設定となります。
※適正空気圧につきましてはタイヤ販売店にご相談ください。
タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム
インチアップなどでタイヤサイズを変更する場合の推奨される空気圧を検索出来ます。
タイヤの空気はこんなに抜ける
タイヤの空気圧が低下する最大の原因は「自然空気漏れ」です。
乗用車用タイヤでは、1ヶ月で約5~10%も空気圧が低下し、約41%のクルマが空気圧不足となっています。
空気圧が適性でない場合のタイヤへの影響
空気圧が不足している場合の影響 | 空気圧が過多の場合の影響 |
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1.偏摩耗の発生(片減り摩耗、肩落ち摩耗)2.摩耗ライフの低下3.操縦安定性をそこなう4.燃費の低下5.タイヤの損傷(ブリーディングCBUやヒートセパレーションの発生) | 1.偏摩耗の発生(センター摩耗)2.摩耗ライフの低下3.乗心地の悪化4.カット、ショックによるコード切れ及びバースト発生の懸念 |
適正空気圧管理の3つのポイント
1. 適正空気圧の設定
タイヤの適正空気圧は、車種ごとにカーメーカーが指定している車両指定空気圧と同じです。
2. 定期的点検・補充
タイヤの空気圧は、走行前の冷えている時に、エアゲージを使用して定期的(最低1ヶ月に1度)に適正空気圧かどうかを点検してください。
スペアタイヤの点検も忘れずに行ってください。
※特に偏平タイヤの空気圧不足は見た目わかりずらいため必ずエアゲージによる点検をしてください。
※走行途中で空気圧調整する場合は自動車メーカー指定空気圧より20~30kPa高めに調整ただし冷えた状態になったら再調整が必要です。
3. バルブ・キャップの点検
バルブやバルブコアは長く使用するうちに、ゴム部分が劣化し、空気もれの原因となります。タイヤ交換時にバルブも一緒に交換することをお奨めします。
- バルブ及びホイールとの組付け部周辺からの空気洩れがないか、必ずチェック
- 新品タイヤには新品バルブを装着
- バルブキャップは必ず装着
- 日常点検のポイントはこちら
空気圧の自然低下に備えて(ちっそガスの充填)
ちっそガスは空気に比べて、タイヤの内部から外へ抜けにくい性質があります。
そのためタイヤの中にちっそガスを入れた方が空気圧の減少が抑えられ、ホイールも錆びにくくなります。
ちっそガスの充填の効果
内圧低下量の減少 | 酸化の減少 |
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タイヤトラブルの抑制タイヤ寿命にもプラス偏磨耗抑制に効果的燃費節約に効果的 | タイヤトラブルの抑制タイヤ寿命にもプラスホイールが錆びにくくなる |
こちらの情報は2020年1月現在のものです
タイヤは大事ですね。
自転車 空気の入れかた
自転車の場合は、タイヤのバルブが3方式あって分かりにくいですが、ママチャリ的な奴は英式バルブを使っているのが多いです。
残念ながら英式バルブのアダプターは付属していません(仏式アダプターは付いてます)ので、米式バルブから英式バルブへの変換アダプターが必要です。まー安いので問題ないですね。
2021/3/12追記
英式用は、ねじが2重になっていてねじ込むと、使えるようになっていました。申し訳ありません。
パナソニックのHPから参照しました。
自転車の正しい空気の入れ方って結構知らないもんですね。
英式・米式・仏式、それぞれのバルブの空気の入れ方
バルブとはタイヤに付いている突起状の空気の入れ口です。
自転車に付いているバルブの形状には大きく分けて、英式、仏式、米式の三種類がありますが、普段あなたの乗っている自転車のバルブは、英式・仏式・米式のどれでしょうか?
それぞれのバルブの特徴と空気の入れ方について詳しく解説します。
英式
英式バルブは、最もなじみがあるタイプのバルブで、主にママチャリなどのシティサイクルや子ども用自転車などに使われています。
英式バルブは高い空気圧を入れることはできませんが、取り扱いがしやすく広く普及しているので、だれでも手軽に空気を入れることができます。
【英式バルブの空気の入れ方】
- バルブについているキャップを外す
- 最も太くなっている部分(トップナット)をしっかり締める
- ポンプ先端のクリップを開き、クリップがカットしてある部分をトップナットの下に挟む
(この時、クリップはバルブに対して90度になるように取り付ける) - ポンプの口金をバルブ先端にしっかりかぶせる
- ポンプの台座を足でしっかりと固定し、ハンドルを上下して空気を入れる
- 指で強く押して少し凹むくらいまで、しっかりと空気を入れる
仏式
仏式バルブはフレンチバルブと呼ばれ、ロードバイクなど直径が細いタイヤに採用されています。
仏式バルブでの空気の入れ方は他のバルブとは少し異なり、ポンプをバルブに繋ぐ前にバルブ側の準備が一手間かかります。
バルブの準備が整わないと正しく空気が入らないので、手順をしっかり覚えておきましょう。
【仏式バルブの空気の入れ方】
- バルブ先端のキャップを外す
- バルブ先端に付いているナットを回し、止まるところまで緩める
- バルブの先端を軽く2回ほど押して、バルブ内に溜まった空気を抜く(プシュっと音がする)
- ポンプの口金をバルブにかぶせ、レバーでロックする
- ポンプの台座を足でしっかりと固定し、ハンドルを上下して空気を入れる
- 空気圧計を見ながら、タイヤに記載されている空気圧になるように調整する
米式
米式バルブは、クロスバイクやマウンテンバイクなどなど太めのタイヤに採用されている形式で、バルブの構造がシンプルで壊れにくいのが特徴です。
自動車やバイクのタイヤも米式バルブなので、ガソリンスタンドでも空気を入れることができます。
【米式バルブの空気の入れ方】
- バルブ先端のキャップを外す
- ポンプの口金をバルブに奥まで差し込んで、レバーでロックする
- ポンプの台座を足でしっかりと固定し、ハンドルを上下して空気を入れる
- 空気圧計を見ながら、タイヤに記載されている空気圧になるように調整する
以上Panasonic HPから参照
日本語の説明書が見つかりませんでしたが、そのうち訳してUPします。
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