SMSL M300markII 電池駆動 音がこんなに違うのかとびっくり

家のあるSMSLのM300MarkIIとSA300を電池駆動しようと思い、部品を集めている最中ですがAliexprssからの部品の一部が行方不明っぽくて届かないので、とりあえずバラックでM300MarkIIをリン酸鉄リチウム2次電池で動かしてみました。

こんなバラックの電池駆動でも大きく音質が向上するとは!
パワーアンプの電源はまだ24VのACアダプターですので、交換したらどんな感じになるのか楽しみです。

初期構想

最初はNi-MHで動かそうと画策したのですが、なにせ電池電圧が低く沢山いるので、リチウム系の電池を使うことにしました。ただ自動で充電したいので発火の危険があるリチウム電池はリスクが大きいと考え容量は1/2になりますが、リン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)を使おうと思います。
これなら発火の危険性がほぼありません。

DC5-6Vの電池駆動のイメージです。複数のバッテリーシステムが動くのでC-を共通にして仮想アース化しようかと思っています。電池2個のBMSですので、バランス機能はまずは不要と考えています。

DC24V以上の電池駆動のイメージです。電流も多いので32700の大型の電池を使います。
上記と同様にC-を共通仮想アース化してみたいと思います。電池が8個あるのでバランス機能が入っているタイプを考えています。

バランス機能:充放電を繰り返すと電池の特性上、個々のバッテリー電圧や充電量がばらついてきます。その場合にBMSが自動でバランスを取る機能になります。

検討事項

充電用のDC側はACアダプターを考えています。これを常時繋いでいると悪影響を及ぼすかは、実験して試していきます。ダメだった場合は、充電電圧が低下した時にBMSがカットオフ信号を出すので、リレー回路をかませてDC入力出力をON-OFFするようにします。(電池電圧が下がりすぎるので要検討)もしカットオフ前にDACなどが死んでしまう場合は、4.5VとかでリレーON回路をいれるかですねー。

バラックでDACを動かす

BMSが来ないので、バラックでDACのみをBMSなしで聴いてみました。

思った以上に音の鮮度が上がります。濁りが減少してクリアーになりました。又、音量を上げてもうるさく感じません。低い音量でもボヤっとした感じが無くなりました。素晴らしい!
ワニ口クリップで噛んでいるだけなので、きちっと配線すればもっと良くなると思います。

こちらのリン酸鉄リチウム電池は、日本でもよくつかわれているBTRHAKADIの18650 1800mAhの電池です。

電流測定

最近は、普通のテスターだとリード棒で当てるのが、面倒なのでUSBマルチテスター UD24を使っています。480mAも流れるのは想定外でした。リン酸鉄リチウム電池だと3時間強くらいの持ちになります。

DC24V用の32700

さすがにでかいです!昔使っていたTP-LINKの高級ルーターのケースを使おうかと思っています。

こちらのリン酸鉄リチウム電池は、日本でも時々使われているSMALL DENの電池です。
32700 6500mAhですが、実測では5800-5900mAhでした。上記のBTRHAKADIの電池が6000mAhしかなかったので少し大きい容量のこちらを購入したのですが、失敗でした・・・

まとめ

電池駆動にすると音が良くなるとは、聞いていましたが私のバカ耳でもすぐわかるほどの変化をしたのは驚きです。PC周りの電源は全部電池駆動にしてしまう構想が着々と進みそうです。

PCもディスクトップより、バッテリー駆動のノートPCのほうが音がいいかもしれません!

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