PCのLAN設定を遅くすると音が良くなるという話をFBで聞いたので実験してみました。10Mbps/全2重だとAmazon MUsic Unlimitedの楽曲表示が激遅になったので、100Mbps/全2重で視聴します。全体的にすっきりして低音量でも聞きやすくなりました。お勧めです。
吉田宛さんのブログに記載があり、参考にさせて頂きました。
【2023/03/13】通信速度変更による音質向上 |店長大後悔日
設定
当方のWeb&音楽共用のPCはWindows10/64bit機になります。
左下のWindowsアイコンを右クリック>デバイスマネージャーを選択
デバイスマネージャーが起動します。
ネットワークアダプターの>を選択して、有線LANが接続されているLANチップを選びます。
当方では、「Intel 1211 Gigabit Network Connection」が該当です。
さらに右クリックして、プロパティを開きます。
Intelの場合は速度設定がリンク速度というTABにありました。
1.00Gbps全2重通信を100Mbps全2重通信に変更します。
再起動はしなくても大丈夫そうですが、念のため再起動しました。
視聴
全体的にすっきりとした音になりました。低音量でも聞きやすいです。
音質的にはあまり変わりませんが、微妙なもやもやが晴れた感じです。
設定だけでここまで変わるのはびっくりです。
まとめ
音楽用PCのLAN設定を遅くして視聴してみました。
コストゼロでスッキリしたのでムッチャお勧めです。
考察
なぜ1Gbpsから100Mbpsに変更して音がよくなったのでしょうか?
100Mbpsと1Gbpsの通信では、通信線の使い方が異なるからではないかと推察できます。
関連記事:オーディオ用 LANターミネータ作成(Xターミネータ)に記載があるように、100Mbpsまでは2ペアのツイスト線で通信を行っていますが、1Gbpsになると4ペアの通信線で通信を行います。
上記により広い帯域の送受信の口が開くため、より強くノイズが出ていると考えられます。そのノイズがアースなどを伝わってDACなどに影響しているのかもしれません。
当方はUSB-DACを使用しており、USB2.0用の高速アイソレータで信号・GNDともに絶縁しているのですが、それでも何らかの影響があるようです。
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