前回、音楽用にソフトチャンネルデバイダーを入れて使っているminiPCの12V電源部を国産電源メーカーの新しいGaN電源に交換してみました。しかし、起動時に1/10回くらい起動が失敗するようになりました。初期起動時に電源電圧が落ちるからであろうと考え、コンデンサーを追加します。
使用しているTECS35F-12Nは12V3.8A定格なので、電流の不足はないはずなのですが、起動時には大電流が流れて不安定になると考えています。
ついでに音質も向上すればなおGoodです。
使用材料・工具
コンデンサー
工具箱に入っていたSANTAN 0.47uF/250V・ルビコン 3,300uF/35Vを使いました。
分岐コネクターはワゴもどきの3Pを使いました。
このコネクターはとても便利で、簡単に線を付け外しできます。圧力も強いので簡単には抜けません。
端子は、日本圧着端子 SVH-21T-P1.1を使います。
圧着工具は、ホーザンのP-707です。
出力コンデンサーについて
TECS12Vの出力につなげられるコンデンサーは以下の通り、4700uFまでになります。
TECSシリーズは基本的に出力側外付けコンデンサは不要ですが、出力コンデンサを接続することでリップル電圧の低減や出力電圧変動を改善することができます。
作業
AWG18の線材にSVH-21T-P1.1をP-707で圧着し、出力側にコンデンサーを2個取り付けてつないだら完了
まとめ
COSELの12VGaN電源を使ってminiPCを使っていましたが、初期起動に失敗することがあるので電源にコンデンサーを追加しました。とりあえず起動試験は10回しましたが問題ないようです。
コンデンサーは一般用のコンデンサーを使用しましたが、音質もやや向上した気がします。
もう少し高級なコンデンサーに変えると音質がもっと向上するかも!
最近は部品などは購入しても製作が全然進んでいません・・・・
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