直径6mm以上のケーブルが入る90度曲がったRCAコネクタを探していたのですが、Aliexpressでよさげなのがあったので購入してみました。同じく激安TRSコネクタも購入です。
確認
外観
曲がりRCAコネクタ
見た目は頑丈そうで芯線部も金メッキのようです。
TRSコネクタ
コンタクト部も金メッキのようで、シリコンゴムと思われる柔らかい保護部品も付いており、赤黒に分かれて使い勝手はよさそうです。
使用ケーブルでの確認
使用ケーブルはカナレ L-4E6ATです。4芯のアルミラップタイプのシールドケーブルになります。
外径が6.2mmなので6mm用のコネクターだと厳しいことが多々あります。
RCA・TRSともに問題なく接続できそうです。
材質確認
磁石でくっつくかの確認
曲がりRCAコネクタ
GND側のハンダ付け部が磁石で思いっきりくっつきます・・・
これは鉄にニッケルメッキのようです。GND側で強度が必要なのでしょうがないかな・・・
他の部分は付かなかったので、多分、黄銅系の素材にニッケルメッキ+金メッキですね。
TRSコネクタ
こちらは端子部は全て鉄にニッケルメッキ+金メッキのようです・・・
外殻は磁石には付きませんでした、見た目からすると亜鉛ダイキャストですね。
抵抗値の確認
TRSコネクタは接続箇所が鉄系の素材だったので、抵抗値を測定してみます。
低抵抗を測定するのでDE-5000を使用しました。4線式で測定ケーブルの誤差を吸収でき、LCRの測定が可能で、100Hz/120Hz/1kHz/10kHz/100kHzでの測定ができますので結構便利です。
秋月電子では本体だけですが、10k程度で売っています。
TRSコネクタ測定
HOTの端子とハンダ付け部の抵抗
DCRでは10mΩ・最小分解能です。これだと分かりにくいのでインピーダンスを1kHzで測定
こちらは1mΩの分解能ですので、細かく出ます。2mΩでした。
実際の所、ニッケルメッキと金メッキで導通しているので、素材の抵抗値は出ません。
GNDの端子とハンダ付け部の抵抗
DCRでは0mΩ・最小分解能です。これだと分かりにくいのでインピーダンスを1kHzで測定
こちらは1mΩの分解能ですので細かく出ます。1mΩでした。
まとめ
Aliexpressから激安のコネクタを買ってみました。作りはまずまずです。
いままで鉄系の素材のコネクタは毛嫌いしていたのですが、メッキすると抵抗値は低くなり強度は高いので、悪くないかなと思い使ってみることにします。
次回に制作します。
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