BEHRINGER ペアマイク C-2 購入・内部確認

性懲りもなく激安のベリンガーペアコンデンサーマイクC-2を購入してみました。アマゾンで6.5kもしないので中をいじって遊ぼうと思い購入です。見た目も良くダイキャストボディなので改造のベースマイクとして使えないかと思っています。

Behringer(ベリンガー)
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開封の儀

梱包は特に痛みもなく到着

ベリンガー C-2

おなじみのケースに入っています。
マイクホルダー・ステレオ用アーム・風防・本体と簡易取説が入っていました。
C-2はECM8000とは異なり、ビニール袋にシリカゲルが入っています。

ベリンガー C-2

小さくてかわいい。作りもしっかりしていて見た目以上に重量があります。

ベリンガー C-2

簡易測定

家での簡易測定です。周囲雑音なども入りますので参考程度です。

C-2 +10dB 120dBレンジ 暗ノイズ

ベリンガー C-2

C-2 +10dB 120dBレンジ -10dB 10Hz-10kHzスイープ

EMC8000より暗ノイズは少ないけれど、そこそこあります。特性も少しドンシャリ的な感じがします。

分解

まずはネジがどこにあるかを確認。凹んだところにある帯シールの下に1か所凹みがありました。
シールが伸びないようにとがったヘラで端を剥がしていきます。

ベリンガー C-2

シールは汚くならないようにプラスチックの拡大鏡+ライトのサイドに貼っておきます。

ベリンガー C-2

止ネジぽいネジが出てきました。
回しても凹むだけで、外れません・・・とりあえずめいっぱい押し込んでおきます。

ベリンガー C-2
ベリンガー C-2

この状態でXLRコネクターを押すと上に動きますがスイッチで止まります。スイッチが当たっているようです。
しばらく悩んだ末スイッチの頭が取れるかもしれないと思い、ラジオペンチで引っ張ったらスイッチの頭?カバー?が外れました!

プラのへこみでスイッチの凸部にはまっているだけでした。

ベリンガー C-2
ベリンガー C-2

この状態で下から押し出したら、簡単に中身が出てきました。

ベリンガー C-2
ベリンガー C-2

先ほどの止ネジはXLRコネクターのGNDをボディに落とすための用途もあるようです。
中が膨らんだネジで上側に回すとGNDとボディが接触するようになっています。
マイクユニットからはばね端子が1本だけしか出ていないので、リターンはボディなため確実にアースを取るということですね。

ベリンガー C-2

初段のFET NchFET BD15 BF 245A 
NFは1.4dBのようです。この辺をもう少し高級なものに変えると良くなるかもしれません。

ベリンガー C-2

電解コンデンサーはHyncdzのFMZシリーズです。
こちらも中華メーカーの汎用品のようです。

ベリンガー C-2
ベリンガー C-2

マイクからの入力部に1Gと記載してある板状のものが入っていました。1GΩのローノイズ抵抗でしょうか?(よく見たらシルクでRって書いてありました)
カップリングコンデンサーも積層セラミックコンデンサーのようです。

ベリンガー C-2

しかし、この大盛ハンダはいただけないです・・・

ベリンガー C-2

マイクユニットはどう分解できるかまだ悩んでいますが、接触部分がネジなので径に合うナットを数個入れて回せば取れそうな気もしています。しかし、マイクユニットの根元のネジが回ると壊れちゃいます。
この黒いプラスチック部分が回れば行けるはずなので、もう少し検討します。
3箇所の丸いくぼみ部分は、熱で溶かして回した後かもしれません。

ベリンガー C-2

しかし、ネジの径が1.3mm!うーん ネジの溝で測定している気もしますが、1.3mmの規格ネジはないので1.4mmの規格かもしれません。
そのうち購入して回してみたいと思います。

ベリンガー C-2

まとめ

本体は簡単に分解できました。マイクユニット部が分解できればいろいろに改造や置き換えが出来そうです。又、使われている部品は安い部品をつかっていますので、いじってみると化けそうですね。

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