1980年に購入したYAMAHA NS-1000Mの置き場がなくなり、1990年頃にBOSE 501zに買い変えました。
このサイズでこの重低音!とびっくりしたのを覚えています。
その後、2010年の単身赴任で長い眠りについた501zでしたが、子供の独立を機会に、再度PC用スピーカーとして復活させます。
30年以上前のスピーカーですから、まともに鳴らないのを覚悟していたのですが、思った以上に鳴ります!がやはり音のバランスが悪いので、シャドーベースボックスをチェックしてみます。
シャドーベースボックスは普通のドライバーじゃネジまで届かなくて開きませんでしたが、ベッセルのインパクトドライバーが長めだったので、なんとか開けられました。
使い道がないと思っていたミネシマヘラセットの他の番手も役に立ちました。
ビスは4mmのタッピングビスで3本が短いやつでした。
シャドーベースボックスが開きました。中は埃もなく非常にきれいな状態です。
しかし、ケーブル保護用のウレタンは朽ちてしまって触ると崩れ落ちます・・・・
スーパーウーハーはウレタンエッジのようです。恐る恐る触ってみましたが、あれ?柔らかい!
つまめる位です。
エッジは処理は要らなそうですが、保護用にアーマオールを浸透させておきます。
501Zのベースボックス内ネットワークです。コンデンサーはニチコンのBP-P・耐圧50Vの15μF・33μF×2・0.3mHのコイル5W 3.3Ωのセメント抵抗と、BOSEお得意の電球!(パッシブ ダイナミック イコライザー)で構成されています。
BOSEの電球は昔の室内灯やバイクの電球とそっくりですが、どうなんでしょうね。
試してみたい気もします!(ニクロム線の太さと長さが同じなら、抵抗値も同じなので代用できるかも)
パッシブ ダイナミック イコライザーとは
BOSEの特許で内部の電球の抵抗値の変化により、動的にラウドネス特性を変えるイコライザーになります。
20年ほど前に買ったPIONEER製 OFC STAR QUAD SPEAKER CABLEに棒端子をつけて接続です。
昔はそんな高くないケーブルで、確か200円/mだったと思います。
スリーブは緑しかなかったので緑で・・・
仕事柄、圧着端子工具は山盛りです。(半分は趣味なところも・・・)
アンプも、昔購入してほとんど使っていなかったLP-2020A+を押入れから引っ張り出しました。
仮にPCに繋いで、エージング的な感じで音出しです。
2日ほど鳴らしていたら、硬さが減ってきました!
iphoneで音響測定ができるアプリで、静音時のデーターを取ってみます。
やはり100Hz以下は、まともに測定できていないようです・・
3kHz前後と12kHz前後にデイップがあります。部屋の特性なのか?iphoneの特性なのかはわかりません・・・。
ピンクノイズで測定をしてみました。同じ傾向が出ていますが120Hzにへこみが出ています。ネットワークのBPコンデンサーの容量抜けでカットオフ周波数が上にずれたか、サテサイトスピーカーのコーンの硬化によって低域が出なくなった可能性があります。
まー所詮iphoneですので、今度友人から機材を借用して測ってみます。
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