部屋の音響チューンに着手しようと思い検討してきました。その中でメラミンフォームが低域の吸音と反射のバランスが良さそうだと思って安いスポンジブロックを購入し、どのように組み合わせるかを検討します。
Amazonで良いかなと思ったやつ
メラミンスポンジ 特徴
メラミンスポンジ(以下メラミンフォーム)は、メラミン樹脂の元であるホルムアルデヒド –とメラミンに加え、亜硫酸水素ナトリウムの共重合によって作り出される連続発泡体である。 その特性はメラミン樹脂が持つ耐熱性や断熱性、難燃性、電気絶縁性を踏襲し、同時に連続発泡体になったことで吸音性や吸水性を備えている。直射日光などでの変色性にも優れている。
重量は硬質ウレタンフォームの50%程度、発泡スチロールの70%程度である。
欠点としては
紫外線に弱い? メラミン焼付塗装の場合です。まー弱くても屋内ですので良しとします。
原料自体が硬く割れやすい。発泡体でも繰り返しの圧縮は向かないようです。
今回の用途ではあまり関係ないです。
非常に高発泡のため両面テープでの仮止めも困難
裏側にスーパーXなどを浸透させ、その上を両面テープで止める方向で考えるしかないです。
染色が困難
ポリエステル系の染料で染めるみたいですが、130℃以上の熱が必要とのこと
今回は染色はしませんが、今後の課題です。
多分真っ黒にはならなくて灰色に染まりそうです。
ダークグリーンなら、薄く染まっても見栄えは悪くなさそうです。
ということで、連続発砲している中に音が入って吸音・表面で反射して拡散も出来そうです。
又、家の中に使うので難燃性はうれしいですね。
軽いということは内部に連続発砲体が多数あるということで、吸音特性も期待できます。
吸音材として
吸音防振ネット!さんのHPに吸音のデータがありましたので参照しました。
性能は高そうです。
組合せ検討
部屋の隅の定在波を効率よく吸音・反射させるためにどのように組み立てるかを検討しました。
ブロック状
吸音性能はよさそうだが反射が単調になるかなー?
制作は簡単
平板状
コーナーに設置するのは今一かな?
接着性に難があるメラミンフォームだと、横の接着は難しそう
コーナー用
平板を組み合わせた物
接着に難あり・反射が単調
クロスさせて設置1
最大限クロスさせて接着。構造としてはよさそうだが接着に難あり
壁側にもウレタンフォームを入れたほうが良いか?
クロスさせて設置2
大きくのりしろを取って接着する案
制作と吸音と反射のバランスが取れているだろうと思って、今回はこれにします。
接着じゃなくて、糸で縫ったほうが楽かなー
まとめ
台所用のメラミンフォームを吸音用にと思い購入してみました。オーディオの吸音用だとムッチャ高いのは、ぼってると思います(笑)
今回は台所用で安かったので良い買い物をしたと思います。ダメだったらゴミにしてもあまり気にならない程度の金額ですし
まずは定在波が残りやすいコーナーを中心に設置してみようと思います。
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