マイクスタンドをいじると、マイクにノイズが入るので安価なショックマウントを2個購入しました。
BOYA BY-C03より少し安価で上に埋め込みボスがあり、他の物も付けられそう&角度調整も可能なのでこちらにしました。又、角度などの調整が楽なデュアルボールクランプも購入。
BOYA BY-C03
外観
今回購入したショックマウント関連の箱になります。
マイクのショックマウントは、右側の箱2つです。
ほぼBOYA BY-C03と同じです。しかし、上側のリブが左右にあるので、Zoom H1eに使うのは良いかもしれません。H4eには無理ですけどね・・・
ビスのサイズについて
カメラやマイクのビスのサイズは、1/4インチサイズ(小ネジ・細ネジ・1/4-20UNC・国際規格)と大型の3/8インチサイズ(大ネジ・太ネジ・3/8-16UNC・ドイツネジ)がありますが、マイク関連は3/8が多く、カメラ関係は1/4が多いです。
商品数は1/4が多いので、前回から1/4のビスに統一することにしました。
この辺の規格はインチになっているので、自作するときは手に入れるのが面倒です。
インチネジの基準は1”(1インチ)約25.4㎜です。1”の1/8が一分(いちぶ)=約3.175㎜です。
ミリ(㎜)に直さないと実寸はわかりにくいのですが「1”=25.4㎜」これを覚えていれば電卓を使えば簡単です。
25.4を分母で割って分子を掛ければ良いのです。例えば3/8では25.4÷8×3=9.525㎜となります。
ミリネジとの換算一覧はネジクルのHPを参照ください。
マイク用ショックマウント
BOYAのマウントを買おうと思ったのですが、ほぼ同じ構造で安いのがあり、それを購入しました。
BOYAのほうが少し太めだったのもあります。
BOYA BY-C03
SMALLRIG マイクショックマウント
こちらの方が上にM3のボスもついているので、他にも流用できそうです。
根元のネジは、3/8・付属のカメラシュー一体型の金具は1/4インチのネジでした。
デュアルボールマウント
今回購入した中で素晴らしかったのは、このボールマウントでした。
全ての金具がダイキャストなどの金属で作られており強度もありそうです。値段も安くて金具なども多種あるため、買い足そうかなと思っています。
デュアルボールマウントを分解
すべての金具が磁石に付かなかったので、ネジなども真鍮にメッキのようです。
ダイキャスト部は色からするとアルミです。ダイキャスト部も後で切削加工して丸みを出しているので、接触面積が広く緩みにくそうです。
締めつけるネジのところにスプリングが入っているので、締め過ぎで緩まなくなることも多少は防げそうです。
クランプもアルミダイキャストのようです。
なかなか強固に締まりますので、締めすぎるとパイプを凹ましそうですね。
デュアルボールクランプを2個つける
今回2セット買ったデュアルボールクランプですが、3/8のネジ穴も付いているので、1/4を3/8に変換するビスを使って、1つのクランプで2個出せるようにしました。
根元のネジが緩みやすいので気休めですが、シリコンOリングとネジロックで緩み止めをします。
OリングはAliexpressから昔購入した物を使いました。
ネジロックはアロンアルファの空気遮断硬化タイプを使います。もう購入してから10年ほどになりますけれども、普通に使えています。
6mm・1.5mmのOリング
ネジの根本に押し込んで、ネジロック
マイクスタンドに自在マウント(デュアルボールマウント)とクランプ金具にて取り付けたところ
ネジでの調整箇所が多く業務向きではありませんが、色々な角度でテストするのには便利です。
10cm近接でのスピーカー測定
ちょっとした長さや角度が調整しやすくて便利
ベリンガーECM8000(改)を2本取り付けてみたところ
簡単に角度や高さが変えれるのはとっても便利です。
Zoom H4eと一緒に取り付け
さすがに重すぎてマイクスタンドが倒れかけました・・・・足の位置に注意
ショックマウント・デュアルボールクランプの実力
ショックマウントを付けないで、H4eをいじると外部マイク(ECM8000)に接触ノイズが入ってダメダメでしたが、大幅に改善されました。
又、近接したり離したりすると位置の調整が非常に面倒だったのですが、このセットだとネジを緩めて簡単に調整できます。
まとめ
マイクのショックマウント2個・デュアルボールマウント2個、全部で5kほどでAmazonから購入しました。
コストパフォーマンスはとってもいいです。使い勝手が大幅に向上して、REWなどで音響特性を測定するのが楽になります。
最近色々なものが増えてスピーカーの前に置いているので、音響特性を測るのが怖いです(笑)
もう少し断捨離しないと嫁に怒られそうです・・・・
コメント