FX-Audio D302J+ ハイレゾ対応 フルデジタルアンプ オペアンプ 交換 視聴

D302+のヘッドホン出力用のオペアンプを交換して、良い音になるか試してみたいと思います。
ただ電源電圧が12Vですので、±6Vで動いてるのではないかと予想しています。
そのためOPアンプによっては動かないことや発振することが予想されますので、注意して選定しないといけません。

D302J+ 仕様

小型で安価な入力4系統・出力2系統のフルデジタルアンプです。安価で音もよく満足しています。

アナログ入力:1系統(ステレオRCA端子)
デジタル入力:3系統(USB TypeB / 光デジタル音声入力(角型)/ 同軸デジタル音声入力)
対応フォーマット:PCM [USB入力]最大24bit 96kHz / [光・同軸デジタル入力]最大24bit 192kHz
ヘッドフォン出力:3.5mmステレオミニジャック (オペアンプNE5532搭載ヘッドフォンアンプ内蔵)
出力端子:2chステレオスピーカー出力 (バナナプラグ対応金メッキ端子)
最大出力:最大15W×2ch(電源入力12V・4Ω時) / 対応スピーカー: 4Ω〜16Ω
電 源:DC12V 電源容量2A以上推奨
電源コネクター:外径5.5mm 内径2.1mm (センタープラス仕様)
機 能:デジタル3系統+アナログ1系統入力切替・トーンコントロール機能・ミュート機能
付属品:簡易説明書
サイズ:高さ33mm×幅133mm×奥行き108mm(突起部含まず)
重量:445g

MUSE8920での視聴時

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使用ヘッドホン

ヘッドホンは今回新たに購入した AKG K240 Studioです。こちらもコストパフォーマンスが良いと評判のヘッドホンですが効率は悪めです。

視聴したところモニター用にしては音は全体的におとなしめで、主張してこないので聞き疲れはしません。

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オペアンプの選定条件

NE5532 仕様

もともと入っているオペアンプの仕様を抜粋します。

・入力構造:バイポーラ
・特長:汎用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±3~±22V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:38mA
・電圧利得:100dB
・スルーレート:8V/us
・利得帯域幅積(GB積):10MHz
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

オペアンプ選定(以下は秋月電子通商さんHPより抜粋)

NE5534P

もともと入っていたOPアンプ コストも安くそこそこ性能もいいのでよく使われています。
今使っているパソコンのマザーボードも出力に5534を搭載していました。

・入力構造:バイポーラ
・特長:汎用
・回路数:1回路
・電源:両電源
・動作電圧:±5~±20V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:38mA
・電圧利得:100dB
・スルーレート:13V/us
・利得帯域幅積(GB積):10MHz
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

以上から最低条件は
 ・±両電源仕様であること
 ・±5V以下で動作すること
 ・2回路入りであること
 ・DIP8pinもしくは変換できること

 を最低条件として選定しました。できれば出力電流も40mA以上欲しいところです。
秋月電子通商さんで購入できるオペアンプを高価なほうから並べています。

OPA627AP オペアンプDUAL-DIP化モジュール

このオペアンプを使ってみたかったのですが、DIP8PIN1回路入りを2個無理やり搭載した感が強いので見送り。(高かったのもあります・・・)横方向に出っ張るので入らなそうです。
SOP版もアマゾンにありましたので今後検討します。

入力構造:FET
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±4.5~±18V
・出力方式:プッシュプル
出力電流:+70/-55mA
・電圧利得:116dB
スルーレート:55V/us
・利得帯域幅積(GB積):16MHz
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8

MUSE02D

MUSE8820とスペックがはぼ同一で、価格が5倍のため見送り

・入力構造:バイポーラ
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±3.5~±16V
・出力方式:プッシュプル
出力電流:50mA
・電圧利得:110dB
・スルーレート:5V/us
・利得帯域幅積(GB積):11MHz
・歪率(dB):-100dB
・歪率(%):0.001%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8(無酸素銅フレーム)

OPA827 デュアル(2回路)化DIPモジュール

OPA627後継で1回路入りのSOP8のオペアンプを上下で使っています。これならいけると思い購入!
高スルーレートと低歪率ですので、期待大です。

秋月さんのキットでは基板のみでしたので、ハンダ付けを行いました。
ハンダ部分に力が加わりにくいように、キット付属のポストではなく、DIP8Pinの貫通タイプにハンダ付けしたのですが、一部が当たり少し斜めになっちゃいました・・・

仕様
・入力構造:FET
・特長:汎用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±4~±18V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:30mA
・電圧利得:126dB
・スルーレート:28V/us
・利得帯域幅積(GB積):22MHz
・歪率(dB):-128dB
歪率(%):0.00004%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

視聴
予想通り抜けのいい音です。低音は少し不足気味ですが、中高音は気持ちのいい音がします。
私的には相当好みです。

MUSE8920D

MUSE01Dと特性上はほとんど変わらないのに、電源が3.5Vからなのはなぜでしょうか?
回路が相当違うのかもしれません。

・入力構造:FET
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±3.5~±16V
・出力方式:プッシュプル
出力電流:100mA
・電圧利得:135.5dB
スルーレート:25V/us
・利得帯域幅積(GB積):11MHz
・歪率(dB):-108dB
歪率(%):0.0004%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

MUSE8820D

MUSE02Dの廉価版です。スペックシートを比較してもほとんど同一でした。
特筆できるスペックはありません。

・入力構造:バイポーラ
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±3.5~±16V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:50mA
・電圧利得:110dB
・スルーレート:5V/us
・利得帯域幅積(GB積):11MHz
・歪率(dB):-100dB
・歪率(%):0.001%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

今回使用しなかったオペアンプ

購入したのですが今回使用しなかったオペアンプを以下に列記します。

LME49410NA

ナショナル・セミコンダクターのオーディオ用オペアンプです。こちらは1回路用ですが、 2回路用の49720と間違って買ってしまいました。 残念ですが2回路用を入手したら交換して視聴します。性能は良いので期待大です。

・特長:オーディオ用
・回路数:1回路
・電源:両電源
・動作電圧:±2.5~±17V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:26mA
・電圧利得:140dB
・スルーレート:20V/us
・利得帯域幅積(GB積):55MHz
歪率(dB):-130.5dB
歪率(%):0.00003%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

NJM2043DD

汎用OPアンプ こちらは次回以降に視聴予定

入力構造:バイポーラ
・特長:汎用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±4~±22V
・出力方式:プッシュプル
・電圧利得:100dB
・スルーレート:6V/us
・利得帯域幅積(GB積):14MHz
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

LF442CN

こちらは次回以降に視聴予定

電源電圧範囲:±5~±18V
・入力オフセット電圧:7.5mV以下
・入力オフセット電流:1.5nA以下
・入力バイアス電流:3nA以下
・CMRR:70dB以上
・スルーレート:0.6V/μs以上
・GB積:0.6MHz以上
・換算入力雑音電圧:35nV/√Hz typ
・換算入力雑音電流:0.01pA/√Hz typ
・静消費電流:500μA以下

TL072IP

こちらは次回以降に視聴予定

J-FET入力

・電源電圧範囲:±5~±15V
・入力オフセット電圧:8mV以下
・入力オフセット電流:2nA以下
・入力バイアス電流:7nA以下
・CMRR:75dB以上
・スルーレート:8V/μs以上
・ユニティゲインバンド幅:3MHz typ
・換算入力雑音電圧:18nV/√Hz typ
・換算入力雑音電流:0.01pA/√Hz
・THD:0.003% typ

ローノイズ選別品 NJM4556ADD

こちらは次回以降に視聴予定

・入力構造:バイポーラ
・特長:汎用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±2~±18V
・出力方式:プッシュプル
・電圧利得:100dB
・スルーレート:3V/μs
・利得帯域幅積(GB積):8MHz
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

NJM4580DD ローノイズ選別品(最大1.4μVrms)

こちらは次回以降に視聴予定

・入力構造:バイポーラ
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±2~±18V
・出力方式:プッシュプル
・電圧利得:110dB
・スルーレート:5V/us
・利得帯域幅積(GB積):15MHz
・歪率(dB):-106dB
・歪率(%):0.0005%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

NGなオペアンプ

MUSE01D

なぜか最低電源電圧が9Vも必要です。

入力構造:FET
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:±9~±16V
・出力方式:プッシュプル
・出力電流:25mA
・電圧利得:105dB
・スルーレート:12V/us
・利得帯域幅積(GB積):3.3MHz
・歪率(dB):-114dB
・歪率(%):0.0002%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8

オーディオ用で有名なMUSE01Dですが最低電源電圧が高すぎて、動かない可能性が高いので選定外としました。MUSE02Dは、±3.5Vなのが不思議です?

OP275GP

電源の最少が記載されていない不思議なOPアンプ 

・入力構造:JFET
・特長:オーディオ用
・回路数:2回路
・電源:両電源
・動作電圧:~±22V
・出力方式:プッシュプル
・電圧利得:108.5dB
・スルーレート:22V/us
・利得帯域幅積(GB積):9MHz
・歪率(dB):-84dB
・歪率(%):0.006%
・実装タイプ:スルーホール
・ピン数:8
・パッケージ:DIP8

まとめ

いろいろオペアンプを交換して視聴するのは楽しいですね。
しかし、変えるたびに音質が変わるので耳をダンボにしていると疲れます・・・
今一番お気に入りは、OPA827 デュアル(2回路)化DIPモジュールです。
音に張りがあり疲れない音質です。

他に気になっているオペアンプはTIのやつなんですが、秋月で取り扱いができなくなったみたいですので危険ですが、中国から取り寄せてみようかと思います。
リールのSIPで単価100円程度ではさすがに偽物は厳しいと思いましたので、頼んでみました。
LME49990を10個とOPA1612AIDRを10個・ THS4631DRを5個です。
届いたらブログに上げたいと思います。

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