FB内で位相反転に対して色々議論があり確認してみようと思いました。幸いにしてオーディオインターフェイスもあり、チャンネルデバイダーもソフトチャンネルデバイダなのでPCMを直接処理して出力できます。
録音構成
Amazon Musicで音楽を再生し、MOTU M4でループバックしてAudacityで録音します。
音源ファイルが96K/24bitだったので、同じ設定で録音しました。
注意:ループバックしている関係上、DA・AD変換が入りますので多少音質は劣化すると思います。
MOTU M4
音質に定評がある、4in4outのオーディオインターフェイス
音源
沢井さんが上げていた音源と同じと思われる物を選択
“Cannonball” Adderley Autumn Leaves
気になった点
音源をリサージュで確認したら、モノラルと思われる音源でした。
これを逆相にした場合でも、はっきりと分かるのでしょうか?
Audacityでの作業
Audacityで96k/24bitで録音し、レベルを合わせるために-1dBでノーマライズ、フェードアウトのみの加工としました。それを逆相に反転した物が下図になります。
スクリーンショットは-3dBですが、実際は-1dBとしました。
位相を反転
録音したファイル
全体で見る限りは同一に見えます。しかし、拡大すると少し波形が違うのが確認できます。
ファイルビュー
正相
逆相
ファイルビューを拡大
微妙ですが、ひげの出方が逆転しているのが分かります。
スペクトラム
こちらは見る限り同一
ファイル
PCM96k/24bitのファイル
正相
逆相
まとめ
この曲は家の環境では分かりにくかったですが差異は感じます。
逆相は分からないというのが定説だったが、どうなんでしょうか?
電子的に反転しているので、機材の差は出ないと思うのですが・・・
私のバカ耳だと分からないと思っていたのですが・・・・ある程度違いが分かるのは・・・気のせいでしょうか?
ファイルはダウンロードもできるので、聴き比べてくださいね。
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