KEF KC62 購入 衝撃!視聴レビュー 2021/9/11 日本語取説 抜粋版追記

雑誌で見たKEF KC6スーパーウーハーがとっても気になっていました。再生帯域11Hz~200Hz(±3dB)!25cm角サイズで500W×2のアンプ搭載!17万円(税抜き)
ちょっと高いけど最新技術たっぷり!
500W×2のデジタルアンプが入っていることを考えると安いかもしれません。
FBのレビューを見て酔っぱらった勢いでポチ、次の日ちょっと後悔・・しかし!!音を聞いて後悔が吹っ飛びました!

現在の構成

現在の構成です。KC62はアンプ内蔵で、LINEOUTでローパスフィルター出力できるので、オレンジのところを新たに構成に組み入れました。BOSE501zキューブスピーカー以外は買換えです。
その他の機器については、別に紹介したいと思います。

KEF KC62 スペック

 KEFのHPより抜粋

■特徴
○クラスDアンプの1,000W RMS(2 x 500W)を搭載
○5つのプリセットされたルーム配置イコライゼーション機能装備
○KEF SmartConnect及びあらゆる接続に対応可能なスピーカーレベルの入力端子
○アルミニウムを成形して作られた曲線を描くキャビネット
○P-Flex (通称 ”折り紙”エッジ)ドライバーエッジ
○Uni-CoreTechnology

■仕様
○モデル KC62
○デザイン Uni-Core フォース・キャンセレーション
○ドライバーユニット 2 x 6.5” ドライバー
○周波数レスポンス (±3DB) 11Hz~200Hz
○最大出力 105dB
○アンプタイプ ビルトイン Class D
○アンプパワー 1000W RMS (2 x 500W RMS)
○ローパスフィルター 40Hz~140Hz, LFE
○入力 
・RCA フォノソケット
・スピーカーレベル入力
○ライン出力 RCA フォノソケット
○ライン出力 ハイ・パス・フィルター 40Hz ? 120Hz, Bypass
○使用電力 100 – 240V, 50/60 Hz
○消費電力 1000W
○重さ 14kg (30.9Ibs)
○サイズ(高さ X 幅 X 奥行) 250 x 256 x 248 mm (9.68 x 10.07 x 9.76 インチ)
○カラー・バリエーション
・カーボン・ブラック
・ミネラル・ホワイト


16cmウーファーを2機(先述のUni-Coreドライバー)搭載
これによりユニット同士の余分な振動を打ち消して出力を増強し、キャビネット内の振動も抑制
P-Flex(折り紙)エッジが採用(ストロークに余裕ができ空気圧を適正に保つ)
ウーファーのボイスコイル部分にジャイロセンサーと高密度集音マイクを内蔵し、ボイスコイル内の電流を瞬時、正確に測定。その値を入力信号と比較して補正を行うアクティブ・ディストーション・コントロール・テクノロジーを搭載することで、全高調波歪を75%減少させている。

開封の儀

コンパクトな包装です。しかし重量感はとってもあります。

発泡スチロールで上下クッションされています。上部には取扱説明書

発泡スチロールを取ると、持つ方向の指示があるシールがあります。
スピーカーむき出しなので触らないような配慮ですね。

取り出したところ
非常にコンパクトです。アルミ筐体でスピーカー取付部はプラスチックのようです。
見た目よりはるかに重いです。みっちり詰まってるんでしょうね。
ここで分解したい病が出そうになりましたが、ガマンガマン・・・・

スピーカー部です。触ると前後のストロークが大きいです。これは良い感じ!

正面にはKEFのロゴと電源LEDがあります。

電源ケーブルとSPINのコネクターがスピーカーのサイドに入っていました。
コネクターは小型で太いケーブルは入りません。

背面は、上部左から 
光通信リモコンのコネクター・ハイパスフィルターの切替スイッチ・EQ・MODE・ローパスのクロスオーバVR・ゲインボリューム
下部左から
電源スイッチ・電源コネクター・GND LIFT・SPin(付属コネクタをさしてあります)・LINEOUT・LINEIN

セッティング

まずは机上に置いて音出しをして見ます。
ゲインボリュームは10時にしました。

机ごとビビりまくります!音が大きすぎたようです・・・・
スーパーウーハーからの振動が大きいので硬質のスポンジをひいてみます。
ビビリは相当緩和しました・・・

音出し

今回使うスピーカーは501zのキューブスピーカーなので、LPF 90Hz HPF 110Hzでセッティングして、ボリューム8時くらいから音出しです。

大口径スピーカーだと低音の余韻が残ってボーンって感じになるのですが、ボンという切れが良い低音がでて、空気の振動感が半端ないです。
501zでも30Hzくらいまで伸びていたのですが、KC62を追加しただけで音楽の質感が全く変わります。

この前、仕事で松戸のホールのスピーカー交換後、ホテルカリフォルニアで音出ししていたのですが、その時の振動感をKC62でも感じます。

いろいろカット周波数を変えて視聴してみましたが、501zのキューブだと100Hz前後の音が不足気味になるので、このセッティングが最良なようです。
場所も色々変えてみましたが、当初の予定通りPCの横で問題なさそうでした。
壁からの反射が気になるので、ウレタンスポンジを両面に置きました。
こんな窮屈なとこでも鳴るのは素晴らしい。

視聴

その後、カールリヒター・コラールを聞いていましたが、ホール中に響くパイプオルガンの重低音も、あまり音量を上げなくても感じます。

DSDの11.29MHzの音を聞いてみたくなって、e-Onkyoから超絶サウンド!芸劇オルガンを購入して聴いてみました。
パイプオルガンの32フィート管が出す16Hzの臨場感が素晴らしい。まるでホールにいるようです。
おまけで入っていたフルー管の超重低音は地響きを感じます。これでボリュームを上げると、コンクリートを伝わって他人の迷惑になりますね・・・

32フィート管の再低音 再生時(スペアナは30Hzから・・)

感想

このスーパーウーハーに変えてもそんなに大きく音が変わらないかなーと思っていたのですが、全く別で重低音が綺麗に再生できるだけで、ここまで音楽が変わるとは思いませんでした。
歯切れのよい重低音は音楽の質感を変えてしまうようです。

私的には高校生の時バイトしまくってNS-1000Mを購入した時、BOSE501zを購入した時、以来の衝撃的な出会いとなりました。

気になったこと

小さな音で聴いていても発熱がすごいこと。
デジタルアンプだからあまり発熱しないと思っていましたが、筐体のアルミ部分が45度くらいに発熱しています。(部屋が暑いです・・・)

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備忘録 取扱説明書から抜粋

取扱説明書が多言語で見にくいので、抜粋版を備忘録として作ります。

パネル説明

1. 拡張スロット:KW1(光伝送装置・日本未発売)を使う場合に使用
4. EQ:設置場所による特性のイコライジング用
2. LFE:ローパスフィルターのカット
11. グランドリフト:グランドからのノイズがある場合のカット

部屋のセッティングによるEQ設定

低周波の音は、壁を通って進み、隣接する部屋まで聞こえます。近隣への迷惑をを避ける場合、EQを「APARTMENT MODE」に設定すると非常に低い周波数のレベルが下がります。

接続方法

サブウーハーを2つ付ける場合

アンプのスピーカー出力から入力する場合

L・RでKC62をセットする場合

我が家のセッティング

ハイパスフィルターの設定

クロスオーバー周波数の設定の考え方

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