USB PD65Wで温度コントロールもできる小型のプリヒート(加熱)台をAliexpressで見つけました。お値段も送料込みで2.5k程度なのでお買い得です。
先ほど注文後9日で着荷しました。着荷後の確認などをレビューします。
着荷
簡素な包装で届きました。
簡単な外観確認をしましたが、特に問題はなさそうです。
ネジ間で40mmです。この辺が十分に加熱できる範囲かと思います。
USB-Cはきちっと刺さりました。
2本出ているのが上側のヒーターとの電源・ヒーターの中央についているのが熱センサーですね。
加熱台からの熱が伝わらないように真鍮のスペーサーと断熱材で熱伝導を切っています。
この感じだとPCBのようです。
まずまずの出来です。
背面は8本ものビスでとまっていました。
動作確認
まずはUSB PDをUSBテスター経由で動かします。
刺したら動きましたので、45℃に設定してみました。
左右ボタンで温度設定を変えて動作させてみます。
45℃に設定して、両方のボタンをダブルクリックすると開始しました。
中国語表記なのがちょっと残念です。大体わかりますので問題なしです。
大き目の左上が現在温度・中央上がUSB PDの電圧・中央下が設定温度・右上が動作状態
左バーは温度?右バーは加熱動作時に動くようです。
すぐに48-50℃に上昇して恒温動作しています。
問題はなさそうです。
電源投入時の電圧・電流値です。
20V10mAですので、まずまずの電流値です。
稼働時以外はあまり電気は食わないと思います。
45℃恒温時の電流・変動が激しいのですが100mA程度とOFFをうろうろしていました。
制御はON-OFF制御です。3-5℃くらい上に温度がなるようになってます。
では、推奨温度250℃に設定して動作させます。
100℃を超えると上がり方がゆっくりになります。250℃まで上昇するのに1分以上かかりました。
プリヒートを兼ねると思えば問題なしです。
下側の遮熱版以下はほとんど熱くなりません。これなら長持ちしそうです。
加熱時の電流は2.4Aくらい流れています。
48W弱です。やはりUSB PD充電器は65W以上は必要です。
この多機能USBテスターはホントに便利です。
ずいぶん前に買ったのですが、問題なく動いています。USBもA・C・マイクロと対応していますし、ACアダプターなどの、5.5mm/2.5mmプラグの入出力もあるので簡単にDC機器の測定も出来ます。
電流を測るのは結構面倒なので刺すだけで測定できるのは凄く便利です。
購入するなら付属品が揃ったセットが良いです。
USBトリガー基板・変換ケーブル・分配ケーブル・温度センサーなどが揃っています。
このショップは安くて使いやすく・対応も良いのでお勧めです。
HIDANCE Official Store
USBPD3.1対応のテスターが発売されたら、追加で購入予定です。
まとめ
最大温度は350℃までと記載していますが、推奨温度は250℃以下になっています。
共晶ハンダだとこの機器のみでリフローできそうですが、無鉛ハンダだと上から加熱する必要があると思います。しかし、プリヒート台としての要件は十分です。
まだ350℃とかの設定は試していませんが、300℃くらいまでは無鉛はんだも行けそうな気もします。
このサイズでPDで給電でき机の上で邪魔にならない&安い!ので、お買い得だと思います。
ちょくちょく使ってレポートしたいと思います。
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まとめ記事
仕様
入力インターフェイス: type-c
電源: PD 65w 20v 3.25A (PD65W推奨)
温度範囲: 室温〜350℃ (推奨250℃以下)
製品サイズ: 5.6×5.6×3.5cm (長さx幅x高さ)
操作方法
通常操作
左右のボタンをダブルクリック : 加熱または停止
左ボタンクリック : 温度を下げる
右ボタンクリック : 温度を上げる
メニューを開く
ダブルクリックして長押しし、メニューインターフェイスに入るか、終了します。
ダブルクリックして終了
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