Panasonic でかランタンというLEDライトに一目ぼれ!ランタンと懐中電灯が兼用でき、単1が3個仕様で、長持ちで非常に明るいということで即購入、届いたので分解・内部確認します。
分解・内部確認
お約束の分解です。回路はLED制御とタッチセンサーのみで構成されていると想像しています。
4段階に光量を制御しているのでPWM制御で、電池を持たすために高速スイッチしているのかなと思っています。
外側や裏にビスはありません。
電池の防滴性能を上げるために、ロック時に上がる構造になっています。防滴で隙間から入りにくくしています。
電池は全て同じ方向にセットするようになっています。間違えにくくて良いです。
上側はビス3本で接合されています。
LEDが19個ついています。LED16が無いのはなぜでしょうか?ロットで光束が足りない時に追加するようになっているのでしょうか?それとも予定より明るかったので、外したのでしょうか?
LEDとの制御は2線ですので、PWM制御しかできないのは残念です。
ちなみに中央のバネはタッチセンサーのアンテナです。各LEDは2Ω(1W?)の電流制限抵抗が入っています。
この構成だと並列制御ですのでLEDが数個切れても点灯します。
基板は放熱特性の良いアルミ基板です。
制御回路部です。1Ωの抵抗(5W?)が10個出力側アースにパラ接続されています。
制御基板の裏側・大き目のICは8bitのマイクロプロセッサー(EM78P143)でした。8pinのICは型番が読めなかったですが、静電容量検知ICだと思われます。
電池との接合部
でかランタンは接触部は電池だけですので故障は少なそうです。
ライト点灯
上部をwタッチすると、最小の照度で点灯・さらにタッチするとどんどん明るくなっていき、最後には消灯します。タッチセンサーなので音が出ないのが良い感じ
スマホで点灯を撮影すると、PWM制御で高速でON-OFFしているので黒い線が入ります。
最大照度では入らなかったのですが、撮影用には使いにくいですね。電池の持ちとトレードオフになるのでしょうがないですが。
手持ちでの明るさ
手持ちではバランスが悪いとのコメントがありましたが、電池を入れても入れなくても重心は中央で、後ろ側を持つと下方向に下がるので方向調整に力がいることはありません。しかし単1が3本なので、重めです。
照明は広く広がり全体的に明るくなりますので作業灯としては優秀です。
上から下向きにぶら下げると使い勝手は良いと思うのですがデザイン優先なのか、上向きに置くことしかできません。
夜間の卓上
夜間に卓上で使ってみました。電球色だとムードがあって良いのですが、明るさ優先でもろに白色です。最小点灯もLEDの個数で調整していないみたいで、全部のLEDが点灯なのでLED交換も難しい・・・
夜間は直視すると、最小の4lmでも少しまぶしい感じがあり、ろうそくよりも明るい。この状態で150時間使えれば防災用には問題ないですね。
ムードライト的にも使えるとビールが進むのですが、そこは残念でした。
電池関連
予備用の電池は、やはり10年保存できるエボルタNEOです。
ニッケル水素電池
充電池は単1だと充電しにくい(同時3本は難しい)ので、単2のニッケル水素をアダプターを付けて使います。
単2を単1にするアダプター
多用途高機能充電器
ほとんどの充電池が使えて復活充電もできます。
まとめ
久しぶりにFBの宣伝を見て、物欲がMAXになり速攻で購入しました。思った通りではありますので大きな不満はありません。
最大照度だと夜間は目が痛いです。天吊りにできると目には優しいのですが・・・吊下げにすると落下による故障も考えられますし、手元ライトとしての使い方に制限が来ますので、しょうがないですね。
ベッドサイドに常備して夜間ライトとしても使えるのは、良いコンセプトだと思います。電池は予備を買っとくとベストですね。
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