前回、KZイヤホンを購入したら更に物欲MAX! 届いてもいないのに追加で購入しちゃいました・・・
CES2025で発表されたノウルズカーブとハーマンカーブについても記載しました。
BA型は購入したので次は平面型から選ぼうと思います。
KZ 平面型イヤホン
KZ公式 参照
構造
優れた高周波応答を実現する超軽量ボイスコイルを備えた革新的な設計。
真の平面型ドライバーは、その独自の設計を特徴としています。
従来のダイナミックドライバーとは異なり、電気メッキ工程により約5μmの導電性銀を均一にコーティングしたボイスコイルを採用しています。
この革新的な設計により、ダイナミックドライバーに見られる重いボイスコイルに比べて質量が大幅に軽減されています。
その結果、振動板の慣性モーメントが低減され、高音域および超高音域の再生能力が向上します。

良い技術だと思いますが、銀蒸着なので錆とか断線が心配です。
この構造だと断線したら修理不能だと思います。
又、上下の磁石で振動板を挟んでいるので、応答特性は素晴らしいと思いますが、音道に磁石がいるのは邪魔じゃないかなと・・・こちらは音で判断したいと思います。
比較
KZさんのHPより抜粋して、性能を比較しました。
KZ PRX | KZ PR3 | KZ PR2 | KZ PR1 プロ | |
インピーダンス | 15Ω | 15±3Ω | 15±3Ω | 16±3Ω |
感度 | 94±3dB | 98±3dB | 94±3dB | 100±3dB |
周波数特性 | 20~40000Hz | 20~40000Hz | 20~40000Hz | 20~40000Hz |
プラグタイプ | 3.5mm | 3.5mm | 3.5mm | 3.5mm |
ピンタイプ | 0.75mm | 0.75mm | 0.75mm | 0.75mm |
ケーブルタイプ | 銀メッキ | 銀メッキ | 製品モデル | 8本撚り銀メッキ |
価格 Ali2025/8 | 6,077 | 4,348 | 6,753 | 5,221 |
モバイルで使うことを考えると能率が高いことが大事ですので、まずは能率を重視。
次に周波数特性だと思います。
周波数特性については、CES2025で以下の提案がありましたので説明します。
ノウルズカーブとハーマンカーブ
「ノウルズカーブ」というのはイヤホンの特性曲線のことで、高音質のリファレンスとして採用されてきた「ハーマンカーブ」に対するノウルズの新しい提案です。「CES2025」において発表されました。

まず「ハーマン・カーブ」について簡単に説明すると、これに沿った特性であればリスナーが高音質だと感じられるイヤホン・ヘッドホンの周波数特性曲線のことである。もちろん実装はメーカー判断によるものだが、これまでは「ハーマン・カーブ」が高性能のイヤホンのひとつのベンチマークとされてきた。
そこにノウルズが「ノウルズ・カーブ」という新しい提案をした背景として、「ハーマン・カーブ」が提唱された頃は音響カプラーの関係で10kHz以上を測定するのは難しかったということが挙げられる。また高音質に対する考え方も近年変わってきている。ノウルズではこうした点に着目し、最近の音楽において研究をすることでこの特性曲線の再定義を試みた。
海外の「ビルボード200」にランクインした人気のある曲を解析、さらに年齢の異なる70名近くの被験者にダブルブラインドテストでさまざまな曲を聴いて、特性曲線を変えながら研究してみたという。そのノウルズの研究では8kHz以上の帯域が重要で、特に16kHzを12dB上げるのが最適な結果を産むということがわかったそうだ。いままでも中高域用のトゥイーターを追加することで高音質化できることはオーディオ業界では経験的に知られていたが、ノウルズが初めて科学的に定量化したことになる。
KZ公式 参照
KZ PRX
ノウルズカーブと比較して低域がやや大きめ、16kHzはやや少なめです。

KZ PR3
ノウルズカーブと比較して15kHz以上は落ち込みぎみです。
ハーマンカーブに近い特性ですが、高域の落ち込みは緩やかです。
特性的に素晴らしいと思います。

KZ PR2
ノウルズカーブに合わせると、6kから10kがややあばれが見られ、16kHzも出ていますが多少あばれがあります。

KZ PR1 プロ
2kから10kがややあばれが見られ、16kは十分に出ている感じです。

平面型購入イヤホン
ということで、悩みましたがヘッドホンアンプ用にPRX・モバイルにPR3と悩みましたが、両方買っちゃいます。
AliexpressだとAmazonの半額くらいです。


液体シリコン イヤーチップ
色々良いことが記載してあるので、購入しちゃいました。
・高純度の液体シリコン製で、肌に優しく、長時間着用しても非常に柔らかい
・低音の深みが強化され、高周波の歯擦音が低減
・何千もの外耳道モデルのデータに基づき、さまざまなユーザーに適合する 3 つのサイズが用意
・優れた密閉性により騒音漏れが軽減され、通勤中やランニング中でも安全
・水洗いでき、繰り返し使用でき、黄ばみや硬化に強い

有線イヤホンを無線にするアクセサリー
これは面白い!有線イヤホンをBluetooth対応にするアクセサリーです。
36時間も持つ!と喜んだのですがイヤホン単体50%音量で9時間でした・・・・

まとめ
前回、今回と沢山のイヤホン&付属品を購入しましたが、全部で2万ほどでした。
Bluetoothの JBL SOUNDGEAR SENSE レビュー ヘッドホンとヘッドセットの不満を一気に解消 を購入したより安い!
「JBL SOUNDGEAR SENSE」は耳をふさがず外の音が聞こえ、中の音が漏れないということで購入したので、機能的には被らないのですが、ちょっと残念です。
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