JBL SOUNDGEAR SENSE レビュー ヘッドホンとヘッドセットの不満を一気に解消

JBLが2023/10/13に出した「JBL SOUNDGEAR SENSE」をレビューします。
Bluetooth接続は音が悪いと思っていましたが、音質が良いのにびっくりです。特に凄いのはオープンイヤーなのにほとんど音漏れしません。これなら電車で使って問題なしです。オープンイヤーなので回りの音もばっちり聞こえます。

マルチペアリングも便利でPCとiponeと同時接続しておくと、PCで音楽を聴きながらスマホの着信などを確認できます。

SOUNDGEAR SENSE

最初にPC接続したら、すごいドンシャリでダメだーと思いましたが、iphoneの「JBL Headphones」を入れてみたら、イコライザーが「Jazz」になっていたせいでした。

びっくりしない&初期ファームウェアをアップデートをするために、最初に「JBL Headphones」を入れて調整してから視聴をお勧めします。

SOUNDGEAR SENSE スマホ設定

JBL Headphones導入  JBL SOUNDGEAR SENSE 取説参照

同じ名前で登録されていますので、ストアからダウンロードしてインストールします。

バッテリーが減ってるとアップデートに失敗するかもしれないので、USB-Cでケースを充電しておきます。

SOUNDGEAR SENSE スマホ設定2
SOUNDGEAR SENSE 取説

操作・バージョンアップ

インストールが完了したら、スマホ側のBluetoothをONにして「JBL SOUNDGEAR SENSE」のケースを開けます。ケースを開けると自動でbluetoothがONになって接続することができます。

SOUNDGEAR SENSE 取説2

最初だけスマホでbluetoothのデバイスで選んであげてセッティングします。
私の場合は、自動で「JBL SOUNDGEAR SENSE」のアップデートが開始され、ケースがV0.8.8 イヤホンがV2.0.0になりました。

以下が画面関係です。
イコライザーは、場所を選んで変化が自由にできるので、パラメトリック系みたいです。

SOUNDGEAR SENSE 取説3

かなり細かいところまで、イヤホン側で設定を持っているようです。
音声プロンプトは初期音声案内が英語ですが、日本語にすることもできます。日本語にしたらちょっとうざい(笑)

装着

装着はAirPodsなどに比べると面倒ですが、装着した後はあまり重さを感じず耳にフィットするので、動かしても落ちたりずれたりはしなそうです。
眼鏡をかけていての装着も違和感がありません。軽いジョッキング程度では暴れたりもせず快適でした。

4段階で耳の位置に合わせられるので、耳の穴位置にきっちり合うのも素敵です。

SOUNDGEAR SENSE 取説4

外ではイヤーフックを装着すれば、落とすことも少なくなりますね。
屋内でヘッドレストがあると邪魔ですが・・・・

下の写真のように角度が4段階に変更できるので、音のいい位置に固定できます。

SOUNDGEAR SENSE 写真
SOUNDGEAR SENSE 写真2

耳に当てる部分は前後に30度くらい移動できるので、違和感がありません。

SOUNDGEAR SENSE 写真3
SOUNDGEAR SENSE 写真4
SOUNDGEAR SENSE 写真5

視聴

Amazon Musicで視聴してみました。
小型PCのN305・ノートPC Panasonic CF-FV1・iphoneXRでの視聴です。

PC・スマホで比較

一言でいうと、iphoneXRでの音が一番いいです。
iphoneXR>小型PCのN305>ノートPC Panasonic CF-FV1の順になります。
なぜ音質が変わるのかはよくわかりませんが・・・
PCでは同じWindows10でアプリでの視聴なのですが・・・

それでも思った以上に音質がよく十分楽しめます。

BGM程度に周りの人と普通に話すためには、音量を絞っておく必要がありますが、その場合はイコライザーを「CLUB」にしておくと高域と低域を補うのでかなり楽しめます。

イヤホンの音漏れ確認

実際にイヤホンで普通に音楽を流して、嫁さんに音漏れを確認してもらいました。
10cmくらいまで近づいて、かすかに音楽が聞こえる程度で、ほとんど音漏れはしないようです。
これなら音楽を聴いていても、他の人には気づかれません!

装着時の会話・音楽

音楽をかけていても普通に会話できます。
ヘッドホンでの音楽をOFFにして、スピーカーから音楽を聴いてもある程度はまともに聞こえます。
反射物が耳にあるので、高域は少し残念になります。

会議と音楽視聴

会議と音楽の視聴がシームレスに行えるのが嬉しい。

音楽視聴時はヘッドホンとしてよい音質で聴くことができ、会議時にはヘッドセットしてHands-Free AG Audioにセットしておくと、音声が聞き取りやすい帯域にシームレスに移動できます。
これはとっても便利!

会議の音声も少し美声に聞こえるようです(笑)

SOUNDGEAR SENSE Amazon Music

Bluetoothの到達距離

他のBluetooth機器と同一でした。
よくもなく悪くもなくという感じです。もう少し飛ぶとうれしいのですが難しそうです。

まとめ

色々試したイヤホンがこの「JBL SOUNDGEAR SENSE」で打ち止めになるといいなと思って購入しました。
LE-Audioが良いと思って待っていましたが、レビューを見る限りは音質の向上があまりないようなので待つのをやめました。

このイヤホンは、LE-Audio(LC3)対応予定にはなっていますがいつになるやら・・・
WindowsのbluetoothだとLC3の対応は厳しいかも・・・
Bluetoothは音が悪いと思っていましたがA2DPでの接続なら、なかなか素晴らしいのにはびっくりです。
調整も細かくでき音質もなかなか良い。会議の時には会議用の音質で切り替えもいらず、ヘッドホンとして使えます。オープンイヤーなので付けたままでの会話もできます。
音漏れもほとんどしないので電車でも使え、ネックバンドを付ければ落とすことも激減!

これでカフェでの仕事や仕事中に音楽を聴いても音漏れしないので、他の人に気づかれませんし、声をかけられても気が付きます。
IP54なので、屋外で雨に当たるくらいなら平気なのも嬉しい。

JBL SOUNDGEAR SENSEで、今までの不満を払しょくできました。

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