SMSL DAC M300MarkII 改造9 Bluetoothを外す

SA300にもbuletoothが付いているのでM300MarkIIには不要と考え、bluetoothを外すことにします。基板を外すのは難しいので電源をカットする方向にします。

検討

できればBluetoothのコネクターの後に同軸を付けたかったのですが、光コネクターと干渉するので中止・・・
基板事外すのは子基板になっており、裏から加熱して外さないと外れないので基板を外すのは中止

パターンカットか、ハンダを取って浮かすかの2択としました。

クアルコムのチップがのっています。中華製では珍しいです。

作業

まずは給電されているところを探します。左下から3番目が電源の給電部でした。

ハンダを浮かせるのは厳しいですが、まずはやってみます。
フラックスをたっぷり塗って、自作低温ハンダを流し込みます。

ハンダ吸取り線で吸っていきますが、裏側にパターンが回り込んでいるので吸取り切れません・・・
ホットエアーで炙っても無理そうなので中止
パターンカットで進めます。

昔はこのタイプで作業していたのですが、刃先が行方不明になること多数で、カッタータイプに変更しました。ぐらつきもほとんどなく使い勝手は良いです。

使い勝手は最高なのだが・・・
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刃先はラジオペンチで挟んでカット・カッター入れにポイ
刃先が鋭いので、ポキで折ると先がうまく折れない時がありました。
カッターの刃は適当に捨て痛い目にあったので、安全刃折処理器ポキを使っています。
名前が関西です。

刃先処理はこれで完璧、多分一生持ちます。

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測定

改造前

待機時 5.65V0.03A

起動時 5.57V0.58A

安定時 5.6V 0.393A

改造後

待機時 5.63V 0.029A

稼働時 5.6A 0.391A
やはりbluetoothは優秀ですね。0.002A改善、ほとんど電力を食わないという結果になりました。

まとめ

音質的にはほとんどわからないくらいでしたが、余計な回路が動かないので気分的に良くなりました。

電力消費が小さかったので、省電力には効果がなかったようです。

この記事は改造6より前に書いてあったのですが、上げるのを忘れていて遅れてしまいました・・・
コンデンサーが3個前の記事の状態です。

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