これならできる特選スピーカーユニット 2021年版 オンキヨー編は、上場廃止になるONKYOのスピーカーユニットが付いてきます。2021/8/19発売。 同時にダブルバスレフのエンクロージャーキットも発売されています。やっとエンクロージャーの仮組が終わりましたので音出しです。
10cmフルレンジだと低音が出なそうなので、今使っているBOSE 501Zのキューブスピーカーの代わりに接続してみます。
シャドーベースボックスの周波数は150Hz以下の再生なので、効率が同じくらいならそれなりに聞こえるはずです。(効率は90dB/w/mくらいだと思います)
追記
切り替えたら音量が少々上がったので、501Zは効率80dB/W/mくらいだと思われます。
視聴の初期感想
まだ2日ほどしか聞いていませんが、全般的に色付けが少ない感じでクリアー感が高いです。
ニアフィールドで小音量で視聴しても破綻しないのはすばらしい!
JazzではNicki Parrottの歌声が艶やかでつい聞きほれてしまいます。
スティーヴィー・ワンダー の迷信 (Superstition) も軽快なバスドラと歌声が気持ちいい!
TOTOの演奏も歯切れが良くて素晴らしい!
塚谷水無子さんのG線上のアリアは、パイプオルガンの響きが気持ちいいです。
少しこのまま音出しをしておいて、なじんできたらシャドーベースボックスを外しての音出しをしてみます。
まだ素のMDFのエンクロージャーなので、硬質塗装などを行って固めればもっとよくなりそうです。
AmazonMusic HDで排他設定が出来て音質が向上しましたので、より気持ちよく聞けるのだと思います。
組立 抜粋
昔使っていた大型クランプが見当たらないので、適当な重しで作っちゃいます・・・
組立の詳細は、エンクロージャー付属の冊子に載っていますので参考にしてください。
開梱の儀
綺麗に梱包されていてMDFの角もぴっちりしており、工作精度が高そうです。
材料の不足はありませんでした。
仮組
軽く仮組して寸法精度の確認・精度が高く、そのまま組んでも大丈夫そうです。
内部のバスレフダクト接着
組立中
エプトシーラー貼付け
空気漏れ対策用のスピーカー用スポンジパッキンは付属していたのですが、糊が付いていて後で塗装するときにうまくないので、日東のエプトシーラーで空気漏れ対策をしました。
関連記事 ツィンファン ハンダ・塗装ブースに改造 その2(ダクト関連部材組立)で、エプトシーラーの詳細を紹介しています。
ONKYO OM-OF101 エプトシーラー貼付け
左の5mm厚・15mm幅のエプトシーラーをスピーカー背面に貼っていきます。
このテープは優れもので、安く耐久性なども抜群です。隙間を埋めるクッション関連はすべてエプトシーラーにしています。
エプトシーラーは裏に糊が付いていて柔軟ですので、R面でも簡単に貼り付けできます。
はみ出た部分はハサミでカット
糊がはみ出ている部分は、ヘラで見えないように押し込んでおきます。
楊枝などでも大丈夫です。
ねじ止め部分はカットしておいてください。締め込み時に巻き込むと切れてしまいます・・・
ネジを軽く締めて、エプトシーラーがはみ出ていたら、ヘラで押し込みます。
今回使用したヘラセットは以下になります。やはり工具系は日本製が良いですね。
綺麗に取付完了しました。ネジの締め込みはエプトシーラーを貼り付けているので弱めにします。
ネジを回しているときに抵抗が出始めてから、軽く30度くらい回す感じです。
まだMDFのままですがひとまず完成
精度は高かったのですが、少しずれが出ちゃいました・・・・
最終的にはサンティングしまくって、2液ウレタン塗料でピアノ仕上げを目指します!
OM-OF101について 規格他
センターキャップ?の部分は高域を担っているのかなと思っていたら、硬質素材で動きません。センターキャップ?が固く本体と固定されています。センターはコーン紙と接着されておらず、インナーヨークの延長のような構造となっています。
2021/08/28追記
良く本を読んだら、このセンターキャップ?は、フューズプラグと言うらしいです。
- OM-OF101 10cmコーン型フルレンジ
インピーダンス :6Ω
最低共振周波数(f0) :92Hz
再生周波数帯域 :F0~30kHz
出力音圧レベル :86dB/W/m
定格入力 :10W
最大入力 :20W
m0 :5.0
gQ0 :0.67
実効振動半径 :4cm
マグネット質量 :283g
総質量 :765g
バッフル開口寸法 :φ95mm
推奨エンクロージャー:バスレフ型
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