DAC入力を切替 USB切替器を使ってみた

市販のUSB切替器を使っみたのですが音質が劣化するので色々探していたら、良さそうな切替器(基板単体ですが)を見つけました。
個人でこだわって作っていて、とっても素晴らしいと思います。

USB切替器

素晴らしい出来栄えの基板を個人で販売していました。
回路図などもあるので、色々いじれそうです。

素晴らしいポイント

・USB2.0 High Speed(480Mbps)の信号を通せる、USB切替専用のICを使う
・PCを切り替えるたびに、電源供給元も切り替えた側のPCに一緒に切り替える自然な動作
電流の逆流防止
インピーダンスの計算済みでアイパターンも確認済み
内部IC用にリニアレギュレーターを使用

以下がURLになります。詳細はURLを参照してください。

オーディオ用USBケーブル

定評のあるYYTCG Audio Cable StoreのUSBケーブルをAliexpressで発注しました。
家でも前から使っていますが、作りも良く音質的にも満足できます。安いですし

今回発注したのは、A to C・A to B・C to Cになります。

使ってみた

まずPCでの再生をこの切替器を経由して行いました。
まだ購入したUSBケーブルが来ていないので、家にあるケーブルでの視聴です。

切替器を経由しての視聴

前のUGREENの切替器では劣化がはっきりわかりましたが、この切替器は劣化が分かりません。
(駄耳なのもありますが・・・)
これは期待できます。

PCとiphoneを切り替える

USB-Cタイプのiphoneは直接DACにつながりますが、今回はUSB-C to USB-Cのケーブルが届いていないのでカメラアダプターを使っての動作を確認しました。

iphpne16pro用 カメラアダプター

純正は高いので互換のUSB-Cタイプを購入・HDMI出力もできるのを2024年10月に購入しています。
今のところ特に問題なしです。
USB-Cタイプのiphoneであれば、DACに繋ぐのにアダプターは不要です。
使いながらiphoneに給電できるのは便利です。

Amazon Musicの場合

Amazon MusicをPCとiphoneで切り替えてみました。

瞬時には切り替わりませんが、まずまずのレベルで切り替わりました。
同じサンプリング周波数なら1秒くらい、周波数が違う場合は3秒くらいで切り替わります。

iphoneの場合は切り替えると再生が止まりますので、再度再生ボタンONが必要でした。

Qobuzの場合

今度はQobuzで切り替えてみました。
私は1アカウントしかないので、「他の端末で使用しています」と表示されましたので、1度再生を停止してから切り替える必要がありました。

切り替え時間はAmazonと同等になります。

視聴結果

色々対策したPCと何も対策していないiphoneが同レベルだったのはびっくりです。
iphoneは充電しながらだと多少元気がなくなる感じでした。

家の環境では、スピーカー>DAC>パワーアンプ>PC の順で音質に影響があるという結果になり、順当かと思います。

まとめ

市販のUSB切替器はSWで切り替えているのも多く、音質的には期待できませんでした。
個人で作っている切替器の設計思想が素晴らしかったので、購入して視聴しました。

音質の劣化もなく(私はですが・・・)DAC入力を切り替えられましたので、満足しています。

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