我が家はマンションのためオーディオ専用のアースが引けず、分電盤の安全アースから取った時はクーラーなどが稼働すると、音が悪くなるためコンセントでアースを集合させ浮かせていました。前回、10uF×2で対応していたのですが、秋月から250V/22uFのフィルムコンデンサが発売されていたので、4個買って交換してみます。
自分へのクリスマスプレゼントです。嫁には内緒です・・・・
今年の秋月さんからのパーツ購入は10万程になってしまいました・・・・
前回までのまとめ
アースとオーディオアース間ではACから回り込んだ浮遊電圧がでます。非常に小さい電流ですので通常は無視できるのですがオーディオの場合は気持ちが悪いので、今回コンデンサを経由してアースに落とします。
テスターACレンジでの確認
アース間の浮遊電圧
47Vも出ています。
2個並列に入れた時
43mV・やはり容量で変わるようです。
使用したフィルムコンデンサ
Amazonで買っても中国発送なので、Aliexpressで購入したほうが安いです。
ALiexpressだと送料入れても400円くらい。
今回の作業
今回は250V/22uFのコンデンサを4個購入したので、1個から4個まで、増加させて交流を測っていきます。
10uF・2個 51mV
22uF・1個 45mV
22uF・2個 23mV
22uF・3個 15mV
22uF・4個 11mV
予想値と大体一致しています。
仮想アースとしてもフイルムコンデンサの表面積で考えると相当な広さになります。
視聴・まとめ
クーラーなどが動いても大きく音が悪くなることは、前回同様ありません。音質はプラシーボレベルですが向上したかなと思います。
今回はオシロでのノイズ測定はしていませんが、レベルは減っていると思われます。
オーディオ機器は電源トランスやACアダプターで絶縁されていますから、AC側のアースを落とすことは害になる場合もありますが、この方法なら問題なさそうです。
この方法なら電気工事士の資格は不要ですが、間違えると危険なこともあります。この記事はあえて細かく記載していません、記事内容を十分理解できない人は模倣するのはおやめになったほうが良いです。模倣する場合は自己責任でお願いします。
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