当マンションでは、受水槽があってポンプで各部屋に送っていたのですが、直接給水でも圧力に問題ないことが調査で判明していました。水道管の直結工事を行うのと並行して以下の工事も行います。
・水道管直結(2025/4)
・タンク撤去(2025/4)
・タンク土台撤去工(2025/4) ➡今回のブログはここまでになります。
・タンク跡を平置きの駐車場にする
・駐車場出口のスロープの斜度を少しなだらかに
・駐車場出口のがたがたを直す
・マンション躯体接合部と舗装面の煉瓦撤去
・マンション出口、コンクリートの再仕上
・駐車場前の再舗装(水はけを解消するために中央の雨水升に左右から傾斜をつける)
・消火設備移動

全体工程表
水道直結工事
水道局本管との接続は、B棟出入り口横にあります。
それを駐車場前面道路の下で、直結します。

水道管接続位置

水道のマンション内本管は、HIVP管で細いほうになります。
水道局からはステンレス管に変えろとの話がありましたが、HIVPなら問題ありません。
埋設深さはGL-600mm程度
フレキは電気の配管(機械式駐車場の消化設備電源+ポンプの電源)


直結工事完成

水道管直結部分は、舗装工事が入るまでコンパネで養生します。
コンパネがはねないようビスで止めています。

逆止弁の取付
受水部分に逆止弁を取り付けます。
これによって水道本管に水が逆流するのを防止します。
直結後の確認
水圧は事前の予想通りやや強くなりました。
当マンションでは以前にウオーターハンマーで問題になったので心配していましたが、1週間たっても問題ないので、ほっとしています。
受水槽撤去工事
これが一番の大物になります。
受水槽の基礎を壊しているところ



外構ブロックの一部を残します。 手前のブロックの基礎が無かったので、手前のL型部分は撤去
ここを30cmくらいの植え込みにする予定です。
(今回の工事外になるので、また少しお金がかかります)
手前のL字部分は基礎が無かったので、この後撤去することになってしまいました・・・

随分見晴らしがよくなりました。

舗装・イメージ
給水タンクの跡地は駐車場にする。
・左側のグレー部分はブロック積み
下部は捨てコンと背筋で強化・既存ブロックとは連結
・ブルー部分はアスファルト舗装
裏側からの浸水を防ぐため、5度くらいのスロープを付ける
左側に傾斜しているので、3度くらいの傾斜をつけ、機械式駐車場に水が流れないようにする
盛り上がり部分は、45度から60度くらいにする
・右側のグレー部分はコンクリートorアスファルト
裏側からの浸水を防ぐため、5度くらいのスロープを付ける
内部側はコンクリート基礎までスロープ
ステンレスポール・鎖・車止めなどは施工完了後に別途検討

まとめ
これで、受水槽の土台撤去まで完了です。
舗装などの工事が連休明けから始める予定です。
舗装までの工事が全部で、1100万程度で受注してくれた、下恩田商事さんに感謝します。
大手にお願いすると2000万は軽く超えたと思います。
そのかわり現場監督に近い形で私が見ないといけませんが・・・
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