AIYIMA A07 改造7 コンデンサー大容量化の弊害

前回、電源系の強化を行ったのですが、AIYIMA A07の回路が今一だったので、ポップ音が電源OFF時に出るようになってしまいました。220uFのコンデンサーを560uFに変えたので、電源OFFを認識できなくなったようです。

電源周り コンデンサー

15V系:電解コンデンサー25V/220uFをPanasonicのOSコン16V/560uFに変更 2か所
12V系:電解コンデンサー25V/220uFをPanasonicのOSコン16V/560uFに変更 1箇所
3.3V系は2電解コンデンサー5V/33uFをPanasonicのOSコンに16V/470uFに変更 1箇所
0.1uFの積層セラミックに22pFをパラ接続 4箇所

スイッチ周りまで確認しなかったのですが、フロントパネルのスイッチOFFでも32V電源・15V・12V・3.3Vの電源も常時入っていました・・・
DC-DCにはENピンがあったので、そこで切っていると勘違いしていました。

そのため容量を増やすと電源が切れるまでの時間がかかり、ポップ音が出るようです。

3.3V電源は7812(12V)の配下にいるので、切れるまで2秒くらいかかります。

改造前の電源周りの回路イメージ
改造後の回路イメージ

対策検討

案1 15VのDC-DC配下に3.3Vの配線を変更する。パターンカットが必要なので避けたい・・・

案2 12V電源の放電が遅いのも原因なので、放電用の50k程度の抵抗を入れる。
   試してみたが放電が間に合わない。あまり小さくすると常時電流を食うので避けたい。

案3 コンデンサーの容量を少し減らして調整する
   コンデンサーを手配しないといけないが、とりあえずこの方向で検討中

ということで、15V以下の電源のコンデンサーを変更する予定です。

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まとめ

AIMIYA A07は電源系の設計が今一なので、これ以上の改造が難しいのが残念です。

残りの改造はボリュームを4接点のロータリースイッチに変更して、4段階のアッテネータにする予定でしたが、内部ゲインを6dB落としMAXボリュームで視聴できるようになったので、先送りです。

OSコンを手配していますので、交換してまずは完了です。

注意事項
改造行為はある程度以上の道具と熟練度が必要ですので、電気やハンダ付けの知識がない人にはお勧めできません。

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当ブログも500記事を超えたので過去記事のまとめを作成します。今回はデジタルアンプ関係になります。数えてみると足かけ2年30記事以上を書かせてもらいました。A07にかけたコストは本体の30倍以上、時間をコストに換算すると100倍くらいになるかもしれません。

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