ソフトチャンデバイダー EKIO ボーカル生き生き設定

音楽再生PCでWebも使用している関係で、音が変になったり色々したソフトチャンデバイダー EKIO ですが、やっと気持ちよく聴けるようになってきました。大体特性をフラットにしたら女性ボーカルの声が平板的に聞こえるので、どうしようかと思っていたら、ボーカル編集のテクニックが役に立ちました。

録音のテクニック

下の表から見ると、女性ボーカールは260Hz-600Hzくらいに地声が分布しています。
平板に感じる場合はその地音を-1dB程度、倍音の2fを2-3dBあげるとよいという話が、どこかのHPに載っていました。URLは失念しちゃいました・・・

家のスピーカーでは部屋の特性で1kHz近辺がへこんでいたので、PEQで1kHzを+6dB程度補正していたのですが、そこを+2dB上げてみるとビックリ!急に生き生きと響きが出て前にでてくるではないですか?

デジタルチャンネルデバイダーを使っている人には、当たり前のテクニックなのかもしれませんが、たった2dBで気持ちよさが倍以上アップ!素晴らしい。

この設定は、夜間などフルレンジで聴いても大丈夫なように低域カットはしていません。
まだEKIOがお試し版のため、スーパーウーハーとフルレンジの2chなので高域もそのままです。

家の小音量時の設定 メインのフルレンジ

楽器などの周波数特性

蠱惑の楽器たち 9.楽器の音域 サウンドハウスさんHP参照

機材

再生機材

DAC Topping DM7
今回の再生のキモはTopping DM7で8ch出力のマルチDACになります。
これで各チャンネルを各々のDAC chに割り振ってマルチアンプで出力です。
音質もよくとっても気に入っています。

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ソフトチャンネルデバイダーEKIO
Windowsソフトでデジタルチャンネルデバイダーができる時代になりました。
miniDSPとかベリンガーとかハードでのデジタルチャンネルデバイダーはありましたが、24bit/96kHzまでの制限とDA変換は1回までにしたかったので、この構成にしました。
DACでのDA変換のみとなっています。

魔改造 AIYIMA A07
ほぼ部品の80%を交換したA07です。TIのTPA3255はキッチリ作れば大きな潜在力がまだありそうです。

自作スピーカー OM-OF101
オントモの今は亡きONKYO製スピーカーを自作バスレフで鳴らしていました。
密閉タイプにしたため中低域でのダンプが効くようになって、キレが良くなっていると思います。

サブウハー KEF KC62
11Hzから±3dBで再生できるスーパーウーハーです。サポートとすったもんだしましたが、今は正常運転です。

まとめ

少しづつですが、自分のイメージする音に近づいてきてる気がします。
ソウルとかR&B系をよく聞くので、ドラムの歯切れの良さは絶対ですし低域の音圧も欲しい。

ドラムの帯域は60-100Hzなので、高効率大型ウーハーを置けない我が家ではフルレンジでギリ頑張り、24db/octカットオフで60Hz以下をスーパーウーハーに任せる構成が最も良い感じでした。60-90Hzはクロスしてスーパーウーハーがフルレンジを底上げする感じにしています。

ソフトチャンネルデバイダーで編集系のテクニックがそのまま使えるのが分かりましたので、今後設定が楽になりそうな気がします。

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