CAT7 ワンタッチLANコネクター 確認してみた

ALiexpressで購入したのと同じCAT7用LANコネクターが、Amazonで売っていたので(2割程度高いですが)、2個購入して評価してみました。

ワンタッチ式 CAT7 LANコネクター 外観

このコネクターがCAT7に該当するかは置いておいて、LANコネクターとして使用に耐えるかを確認します。

梱包
包装は密閉されており特に問題なしです。

梱包状態

コネクター外観
先端部は銅合金にニッケルメッキをしたもの、ボディは亜鉛合金のようです。
勘合は問題なく、バリもありません。強度的にも問題なさそうです。

ケーブル接続部
6mmのケーブルを通してみました。結構余裕があります。Max8.5mmまでOKですね。

外皮の抑え部にはシールド線が十分に接触するように凸部が出ています。
締めこむと少ししなって凸部を締めこむようになっています。まずまずです。

コネクター接続部
上下の向きが逆でも入るのかなと思い、確認してみたら爪があって奥に入らないようになっています。
良くできています。又、コネクターはツイストペアごとに振り分けるようになっており、内部基板でRJ45側に接続されています。

AWG22-24のケーブルが勘合するようになっています。通常の細いLANケーブルだと接触できない感じです。その場合はうまく外皮を剥かないとだめそうです。
しかし、外殻のケーブル抑えと接触する可能性があります。

AWG24以上のLANの線はあまり多くないので注意が必要です。
コネクターの爪を見る限り単線用です。直径0.6mm-0.9mmの線が対応できるという感じです。
コネクターの爪を見ると導体は0.5mm以上は欲しいですね。
(AWGは撚り線の規格だと思っていますが・・・・)

内部基板
内部基板は多層基板で内部にシールドが入っているようです。接触は硬めでぐらつきはほぼないので、接触不良はある程度避けられそうです。
基板にもピン番号が振ってあるので、ターミネーターを付けるにはちょうどいいです。
その場合は内部シェルは使えないですが・・・・

磁石で付くかの確認をしたら爪部分のみ付きました。430系のステンレスばねになっているようです。爪折れは少ないと考えられます。

内部の取説
ケーブルの接続方法が記載してあります。

集合コネクターに刺したところ
1mm以上隙間がありますので、熱収縮チューブを被せても大丈夫そうです。

Aliexpressから購入した商品

芯線0.68mmのOFC・外径8.5mm・ダブルアルミシールドのケーブルです。
これなら安心できそうです。色がパープルなのが今一ですが・・・・

CAT7のワンタッチタイプのコネクターで金属シェルなのが素敵です。
他の説明を探していたら、ケーブル径の仕様説明がありました。8.5mmまでOKなようで、問題なさそうです。AWG22まで対応なので太い線もOKです。

まとめ

ケーブルとの接続部は微妙でしたが、その他は特に問題ないと思います。
値段の割には作りも良いので、見た目では問題なしです。
PCBの中が良くわからないのですが、長いケーブルを作成するのは避けたほうが良いかと思います。

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