フラットな特性にすると今一気持ちよく聴けないので、色々調べていたらドンシャリの進化系イヤガズムエクスプロージョン(Eargasm Explosion)という設定を見つけました。
流石にそのまま適応すると、聴くに堪えないのですが楽器と音声の倍音が重なるところを落とすというテクニックを使ってみます。
イヤガズムエクスプロージョン(Eargasm Explosion)とは
イヤガズムエクスプロージョンとは、2016年頃、SNSにて音作りのプロが突如公開したイコライザー設定のことでして。「耳が爆発するほど気持ちいい」的な意味の名前を冠しているのですが、その名に恥じぬ爆発っぷりを体感することができます。
この耳が爆発するほどに気持ちの良いイコライザ設定は、”Perfect(パーフェクト)” と呼ばれるiTunesの元祖イコライザ設定を基に作られており、高音域にメリハリを付け、より高音をブーストしたような設定になっています。
ちなみに、イコライザーとは、主に音質を平均化したり、周波数帯域を調整して音のバランスを調整する機能、もしくは機器のことなんですけど、各周波数帯域と音域の関係性は以下の通り。
以上、YusukeMiyamotoのブログを参照させていただきました。
実際の設定で役に立つところ
4kHzを大幅に落として音が被るのを防ぐらしいので、この設定が女性ボーカルに効くのではないかと思い、試してみました。
Qを1にして、4kHzを-4dB落としてみます。又、高域が耳に付く場合は8kHz近辺を少し落とすだけですごく聴きやすくなります。
ここでQを下げると広い帯域が低下し、大きくすると狭くなるので色々試してみましたが家のスピーカーではQ=1が適当でした。広くすると男性ボーカルが寂しくなります。ここは基本倍音が来るところですので、基本音には影響しません。
4kHz近辺をいじるとガラッと音が変わります。2dBでもすぐ気が付きます。
難しいのは、この曲は良いけど他の曲が今一になったりするので、いろんなタイプの曲を聴いて最終調整していくと良い感じになりそうです。
楽器などの周波数特性
蠱惑の楽器たち 9.楽器の音域 サウンドハウスさんHP参照
機材
再生機材
DAC Topping DM7
今回の再生のキモはTopping DM7で8ch出力のマルチDACになります。
これで各チャンネルを各々のDAC chに割り振ってマルチアンプで出力です。
音質もよくとっても気に入っています。
ソフトチャンネルデバイダーEKIO
Windowsソフトでデジタルチャンネルデバイダーができる時代になりました。
miniDSPとかベリンガーとかハードでのデジタルチャンネルデバイダーはありましたが、24bit/96kHzまでの制限とDA変換は1回までにしたかったので、この構成にしました。
DACでのDA変換のみとなっています。
魔改造 AIYIMA A07
ほぼ部品の80%を交換したA07です。TIのTPA3255はキッチリ作れば大きな潜在力がまだありそうです。
自作スピーカー OM-OF101
オントモの今は亡きONKYO製スピーカーを自作バスレフで鳴らしていました。
密閉タイプにしたため中低域でのダンプが効くようになって、キレが良くなっていると思います。
サブウハー KEF KC62
11Hzから±3dBで再生できるスーパーウーハーです。サポートとすったもんだしましたが、今は正常運転です。やはり25Hz以下の重低音は圧巻です。近所迷惑になるのが欠点です・・・
まとめ
なんかアンプは歪が少なく応答性能がたかければ良く、後はPEQで音作りしちゃえばある程度以上に音楽が楽しめるのが分かりました。
曲ごとに自動で変わってくれれば、最高ですがなかなか難しいでしょうね。
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