ABSのネジ割れ 溶着 ハサミの修理

前にサビ取りを行ったハサミですが、留めてあったABS製のネジが割れてしまいました。
小さい部品で特殊形状のため、交換部品が無さそうでしたので溶着して修理します。
ABSだとアセトンで溶かして溶着すれば簡単に修理できそうです。

使用部材

アセトン

小型のPPなどの注射器

挟み込むクランプ

研ぎ用 砥石 #1000

シャプトン 刃の黒幕 #1000 中 オレンジ K0702

シャプトン 刃の黒幕 #1000 中 オレンジ K0702

4,513円(05/28 17:47時点)
Amazonの情報を掲載しています

作業

ナット部分の割れの溶着と、余った時間で刃を少し研ぎます。

アセトンでの溶着1

ABS樹脂はアセトンで溶かせるので、アセトンで溶かして溶着します。
幸いにネジで割れた部分を固定できましたので、外側からシリンジでアセトンを流し込みます。
ほんのごく少量が回り込んだらOK。そのまま1時間ほど硬化させます。

研ぎ

時間がありましたので研ぎも行いました。砥石は定番のシャプトン 刃の黒幕#1000です。
本格的に研ぐと大変なので、合わせ面の平面部分を軽く研いで、バリをとるだけで終了

アセトンでの溶着2

外側の溶着が硬化したら内側も溶かして強化します。ネジを入れると溶けて抜けてしまう恐れがあるので、アセトンを入れたらすぐにネジを回し入れて、クランプで圧着します。
内部は硬化しにくいので、2-3日放置しておきます。

完成

安物のハサミですが、きちっと治り切れ味も復活です。ネジ部もきちんと付いたみたいで、こじっても大丈夫でした。

まとめ

ABSだとアセトンで溶着するのが簡単です。つけすぎると溶けてあちこちに付着して大変なことになるので、極少量を心がけてください。

今回は割れ部分の不足がありませんでしたので、そのまま溶着しましたが、不足部分がある場合はABSくずを溶かして接着剤的に使うと強度も上がります。

関連記事

ポリプロピレン(PP)の熱溶接(電気ケトル修理2)ティファール BF805
ACアダプター ABS 熱溶着
ハサミが錆びていたので、さび取り剤を使ってみた
プラスチックの溶接棒 購入及び忘備録
ポリプロピレンの熱溶着(電気ケトル修理)アイリス・オーヤマ IKE-1001
スーツケースの修理 その2(ポリカーボネイト ボディ割れ修理)

コメント