アナログデバイスのUSB2.0(480Mbps)ネイティブ対応した、ADuM4166を使用したアイソレータキットが(完成品もあります)ストロベリー・リナックスさんから発売されいたので2個購入してみました。しかし、サポートからの返事がメールのやり取りをしても要領を得ず、待っていても仕方がないのでUSB拡張ボードを増設しました。
購入したUSB3.0増設ボード
2.0のPCIeのボードはさすがに見当たらなかったので、3.0にしました。
開封
Amazonより到着。ボートとネジ+ミニドライバーのセットできました。
ボードは作りはまずまず良さそうです。電源用に大きなコイルとSMDの電解コンデンサーが付いています。電解コンデンサーは中国製ですが、まずまずでしょう。
制御チップはVLIのVL805-Q6です。よく使われるチップです。
発表されてから10年になります。
装着
自作のパソコンを開けて、空きPCIeスロットに装着します。
空きが1つだけだったので、空きなしになっちゃいました・・・・
写真を撮り忘れました・・・
動作確認
このタイプのボードは自動でWindowsが認識しますのでドライバー要らずです。
デバイスマネジャーで確認
VIAのチップが認識されています。
まずは増設したUSBポートにUSBメモリーを刺して速度確認
USB3.0ですのでこんなもんです。とりあえず大丈夫そう。
USBアイソレータを入れて動作確認
USB2.0で動作するため速度は落ちますが、問題なさそうです。
Panasonic CF-SZ6で確認
誤差の範囲です。
視聴
動作確認ができたので、Topping DM7に接続して視聴です。
おまけでもらった安物のケーブルと、USB-PD電源での視聴です。
ものすごく音質が向上した感じはないですが、クリアー感が向上しています。
PCからのノイズがシャットダウンされているので精神的に良いです。
ADuM4166 は外部クロックを持っていて、USBからのクロックをリクロックしています。そのため、ジッターの除去・アイパターンも綺麗になりますので、USBでのデーター欠損は無くなると思います。
まとめ
USB2.0で相性問題が出るなんて、いつの時代の機器なのかと思ってしまいます・・・
とりあえず動いたので良しとしますが、最近はサポートに外れることが多いです。
SMSLとかAIYIMAのサポートのほうが良かったので、中国のサポート以下なのが日本のサポートの実体なのかもしれません。
アナログデバイスのADuM4166 を使ったアイソレータが、これから安く出てくると思います。
それまで待っていてもよいかもしれません。
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