AIYIMA A07 2号機・改造2 メイン電源コンデンサ強化

12V系の電源にLを追加して音が良くなったのに気をよくして、メインの電源系のコンデンサを強化します。裏側にチップ積層セラミックコンデンサを付けたいと思います。

改造案

1.0Ω抵抗をチップインダクタに変更
2.メイン電源の電解コンデンサの強化
3.出力フィルタの交換
4.平衡入力に変更(

1.は前回完了して上々の評価でしたので、メインの電解コンデンサを強化したいと思います。
最終的に容量UP予定です。
D級アンプだとPWMで600kHz(TPA3255の場合)を切り替えるため、過渡特性を上げようと高周波特性が良いチップ積層セラミックコンデンサの高耐圧タイプを使います。電解コンデンサーのリードピッチが7.5mmなので5750タイプ250V/1uFを基板の裏に付けます。
少し長さが足りなかったので、斜めに付けて長さを稼いでします。
又、コンデンサの鳴きが出るといやだったので、基板に密着実装しています。

筐体までの距離が基板から3mm弱しかないので取り付けると1mmしかクリアランスがありません・・・危険防止のためにカプトンテープで保護します。

カプトンテープ
260℃まで耐えることができる耐圧絶縁テープになります。
今回は30mmの物を使いましたが20mm幅で充分です。

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視聴&まとめ

電源の強化で音の立ち上がりが良くなったと思われるので、視聴をして見ました。
明らかに切れが良くなり、全体的に元気な音になったと思います。
この改造もなかなか良い感じでした。

電源の電解コンデンサは大きさの制限が大きく、容量を増やすと耐圧を下げないといけないので、このままでいこうかと思っています。

愚痴・・・TPA3245をマウザーさんに8月に頼んでいるのですが、2度の出荷延長で2023年2月になってしまいました・・・。出力は減りますが歪などの特性は上がるので、32V程度で動かすのならこちらに張り替えちゃおうと思っていたのですが・・・次は伸びないよね・・・

注意:面実装の部品をリードタイプの部品のランドに付けるのは、基板や他の部品と熱収縮係数が異なるので、部品の割れにつながる恐れがあります。長期の安定稼働にはお勧めできない改造ですので、自己責任で行ってください。

注意事項
改造行為はある程度以上の道具と熟練度が必要ですので、電気やハンダ付けの知識がない人にはお勧めできません。

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当ブログも500記事を超えたので過去記事のまとめを作成します。今回はデジタルアンプ関係になります。数えてみると足かけ2年30記事以上を書かせてもらいました。A07にかけたコストは本体の30倍以上、時間をコストに換算すると100倍くらいになるかもしれません。

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