AKG K240 Studio Y-3 購入・レビュー

昔からヨーロッパのスタジオではド定番の、AKG K240 Studioがヒビノさんから3年保証モデルということで再版されており、値段も安く評判もいいので購入してみました。
本家のAKGではカタログから除外されています・・・・

仕様

 Hibino HP 抜粋

プロが求める音質をコストパフォーマンス高く実現した
セミオープンエアー型スタジオヘッドホン K240 STUDIO-Y3

特長

  • プロ用モデルのために開発された独自の「XXLトランスデューサー」を搭載。ダイヤフラムには、2種類の素材を組み合わせた「TWO-LAYERダイヤフラム」構造と中心部と外縁部で厚みを変える「バリモーション・テクノロジー」を採用。一つ一つの音を丁寧に描き出し、微細な残響音さえも余すことなく正確に再現。
  • 綿密に計算されたセミオープンエアー型の構造により、極めて抜けのよい自然なサウンドを獲得。豊かで締りのある低域と透明感溢れる中高域を出力し、音の定位や奥行きもリアルに再現。
  • 上下左右に自在に可動するイヤーカップと厚みのあるイヤーパットが、側頭部に掛かる圧力を均一に分散。長時間のモニタリングでも快適な着け心地を維持。
  • イヤーパットは、耳全体をすっぽりと覆うアラウンドイヤータイプで、耳への負担を軽減。
  • ヘッドバンドは、幅が広くフィット感に優れているうえ、装着するだけで長さが調整できるセルフアジャスト機能も採用。
  • 傷みやすいケーブルとイヤーパッドは簡単に交換が可能。
AKGヘッドホン独自のテクノロジー
■バリモーション・テクノロジーダイヤフラムの厚みを中心部と外縁部で変えることで、ダイヤフラムの動きを適切に制御する技術です。厚みを持たせた中心部の「SOUND ZONE」は、歪みの原因となる分割振動を抑制し、極めてクリアな高域が得られます。また、薄く加工された外縁の「MOVEMENT ZONE」は、高域の出力時には「SOUND ZONE」のスムーズな動きをサポート。低域の出力時には「SOUND ZONE」と一体となって大型のダイヤフラムのように動作し、迫力のあるサウンドを出力します。
■TWO-LAYERダイヤフラム振動の減衰特性が異なる2つの素材からできた薄い膜を、組み合わせて接着したダイヤフラムです。高いダンピング(制動)性能を獲得しており、通常のダイヤフラムでは除去しきれない不必要な振動を減衰。クリアでキレのある中高域再生を実現します。

仕様

構造セミオープンエアー型
感度(1kHz)91dB SPL/mW
再生周波数帯域15Hz~25kHz
最大許容入力200mW
インピーダンス55Ω
イヤーパッドアラウンドイヤー、着脱式、合皮製
入力コネクター3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ)
ケーブル着脱式、片出し
質量230g(除ケーブル)
付属品EK300(ヘッドホンケーブル(3mストレート、OFC))、
標準プラグアダプター(ねじ固定式、金メッキ)

開封の儀

外側にヒビノさんの保証書がシールで添付されていました。日時も押しているのが好感です。

梱包もしっかりされています。

プラスチックを多用していますので、高級感はあまりないですが質実剛健な感じです。
6,500円と考えるととっても頑張ってます。

ケーブルもスタジオ用らしく、3PのminiXLRコネクターで本体と接続されています。
ここをちょいちょいと改造すれば、すぐバランスに変更できますね。
サードパーティから高級なケーブルも多数出ていますのでリケーブルも自由自在です。

視聴

1か月ほどいろいろなソースを聞いてみました。
解像度は高いほうではありませんが聴き疲れのしない素直な音で、低域から高域までフラットに聞こえます。細かい音を聞き分けるモニターとしては力不足を感じますが、家庭で聞く分には十分な性能だと思います。

視聴環境

私は、もっぱらPCでアマゾンmusic HDで聞いています。(一通り音楽配信は入れましたが、リンゴは使い勝手がWindowだと今一、スポはセキュリティが・・・)音は今一なところもありますが、多種な音楽を月1,000円以下で聞け、使い勝手もいいので満足しています。

私は以下の FX-Audio D302J+ ハイレゾ対応 フルデジタルアンプをPCからS/PDIF接続で視聴しています。これだとデジタルアンプの出力までデジタルでの伝送になるので、劣化が少ないと考えています。
(音量などでのデジタル処理によるビット落ちは感じますが・・)

こちらも1万以下で購入でき音もなかなか良いです。
パネルはシルバーだと文字が見えにくいので黒がお勧めです。

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