出窓 低域での吸音検討

出窓のガラスでの定在波がひどいみたいなので、検討したいと思います。
ただ条件が厳しく、光は通さないとNG・窓の開け閉めできないとNGと言われており、どうするか悩んで検討している内容になります。

出窓からスピーカーを外せ!っていうのは無しでお願いします。
狭いので、ここから外すと嫁さんに・・・・

吸音を検討している出窓

状況

REWで低域からサイン波をchごとに30Hzから手動でスイープしたところ、130Hz-160Hzの所の定位がSP位置からずれる現象が発生・・・
SP位置を変えると多少の改善はみられるも、問題なしまではいきません・・・・
これが低音の定位がはっきりしない原因だと考え、低域の吸音の検討に入ります。
小音量でも同じ状況なので、網入り窓ガラスが悪さをしているんではないかと思っています。

検討案

内窓を付けて窓材の中空ポリカ板に穴をあけ、窓にチクチクしない10mm厚の化繊ウールを貼ることにしてみようかと思います。

窓枠の選定

窓枠は、4-4.5mmの板厚と言うのが引っかかりますが、戸車付きなので良いかなと思います。

窓のサイズは1500mm×1020mmなので下記が該当すると思います。

窓本体部分の選定

多分枠でサイズが減ると思われるので、これ1枚で何とかなるかと思います。

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吸音材の選定

とりあえず、これが現状での選択肢かなと思っています。

kホワイトキューオン 吸音率
シンサレート吸音率

両面テープの選定

できれば剥がしやすく、透明な両面テープがbest(アクリル系の両面テープ)
しかし、高発泡体を止めるのは難しい・・・
冬季の結露で剥がれる可能性も高い。
スーパーXなどの接着剤でとめるのが良いか悩み中・・・

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懸案事項

懸案事項が多すぎて厳しいです、以下に列記します。

採光を妨げない

吸音材もある程度光を通さないといけない。
窓の開閉があるので、10mm厚が限界
グラスウールだとチクチクするので、水槽用のロカ綿に近い物かなと考えています。
光をある程度透過して吸音特性の高い10mm程度の板材がBest

熱膨張・収縮の考慮が必要

プラ系の材料は金属と3倍位膨張率が違い。1m長で気温差40℃とすると2mm程度ズレる。
2mmだとコーキングで逃げるのは難しい。

中空ポリカ板に多数穴をあけると強度的に大丈夫?

穴位置をずらして開けていくしかなさそうな気もします。
それにしても大量の穴をあける必要があるので、その手間は半端無さそうです・・・

穴のサイズ

写真で見る限りでは、内部は5mmピッチのようなので、4-4.5mmの穴が良さそうです。
もう少し大きくしたいですが・・・

吸音特性

互い違いに開けた時の中空部での吸音がどの程度になるのか?
波長に合わせてずらしながら穴をあけたほうが良い?
貫通させないほうが効果があるかも?
カットアンドトライにはなりますが、何らかの指標があると嬉しい(もう少し調べます)

現状では貫通させるつもりなので、裏側の空気層が50-80mm・吸音部が10mmになります。

まとめ

よく考えたら、出窓を開けての試験をしていませんでした。明日の日中に試験して追記します。

130Hz-160Hzが現状の音の悪さにつながっていると考えるので、何とか対策したいと思います。
選択肢が狭いので苦労しそうですが、うまくいけば劇的な改善?があるかもと思っています。

まずは、ホワイトキューオンorシンサレートを購入し、窓に貼付けて検討して効果が多少なりともあったら、内窓的に取り付けて、吸音する方向で検討してみます。

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