ずいぶん前に購入していたNPROXXON(プロクソン) ミニルーター No.28511に使えそうなビットで、炭化タングステンを使ったものがあったので購入してみました。今まで購入していたビットは小さすぎたので、少し大きいのが気に入りました。ちょっとした工作に便利そうです。
炭化タングステン・タングステンカーバイドとは
ヤング率は約550 GPaに達し鋼の約2倍の剛性を持ち、鋼やチタンよりはるかに緻密な構造を呈する。基本的な性状は粉状で灰色のα-酸化アルミニウム(コランダム・サファイア・ルビー)に匹敵する硬さを持つ。
産業機械等で使用するため微粉末化の後、粉末冶金法を用いコバルト等のバインダーとともに所定の形状に高圧で押し固めたものを焼き固めて用いる(超硬合金)。超硬合金化した炭化タングステンの研磨加工には窒化ホウ素(高圧相)やダイヤモンドが用いられる。
という素材で、ドリルなどの先端に用いられる材料です。
開封
よくある白いプチプチが内張しているビニール袋にそのまま放り込んでありました。
確認
先端の研磨が甘いといやだなと思っていましたが、触った感じではきっちり研磨してあります。
これはなかなか使えそうです。
ミニルーターにセットして回してみましたが、先端のブレもないようです。
見た感じだと炭化タングステンは先端のみみたいです。作業中に外れないだろうな・・・
ビットの比較
元のブロクソンのビットと比較、元のブロクソンのビットは2.35mmと少し細いです。
先端のチャックの太さも色々あるので交換すれば使えます。
・コレットチャックセット:φ1.0/2.35/3.0mm用(コレットカバー付)が付属しているのが前提になります。
ビットの種類によって全長は異なりますが、ヘッドの大きさが6mm・軸径が3mmになります。
ミニルーター No.28511
話は脱線しますが、現在使っているミニルーターについても記載します。
ミニルーター No.28511はすでに2010年に生産終了になっていますが、家ではいまだに現役です。AC100Vで動いてパワーがあり速度可変できるのはとっても便利です。
フレキシブルシャフトはオプションで取付済み・これがあるとペンのように使えますので、とっても楽ですし振動もあまり伝わりません。
No.28511 仕様
電源:100V、50/60Hz
消費電力:35W
回転数:8000~18000min-1(回/分)
無段電子コントロール付
定格使用時間:15分
寸法:220×太さφ39mm
重さ:250g
コレットチャック:φ1.0/2.35/3.0mm用付属(写真のビットは含みません)
コレットチャックセット:φ1.0/2.35/3.0mm用(コレットカバー付)
後継機は No.28525-S ミニルーターセット MM100になります。
基本仕様はあまり変わりません。
No.28525-S ミニルーターセット MM100 仕様 HP参照
やはり安いミニルーターとは違って馬力があります。
速度可変できないミニルーターは安いですが、使い勝手が無茶苦茶悪いですので、長く使うなら最初からこのレベルを購入するのをお勧めします。
私も最初は電池式を5k以下で購入したのですが速攻購入しなおしました・・・
付属品もサードパーティから色々出ているので、長い目で見るとコスパも悪くないと思います。
電源…100V、50/60Hz
消費電力…35W
回転数…8,000~18,000min⁻¹(回/分)無段電子コントロール付き
機体寸法…長さ230mm 太さφ35mm
重量…260g
定格使用時間…15分
[付属品]
・コレットチャックφ2.35/3.0mm用 各1個
・ダイヤモンドビット2種 各1本、ハイスビット2種 各1本
・純毛バフ(軸付き)2種 各1本、純毛バフ(ディスク)2枚
・軸付き砥石(WA)4種 各1本、シリコンバフ 1本、切断砥石 5枚
・ワイヤーブラシ(鉄)1枚、専用シャフト 2本
・専用ビットケース 1個
・ツールスタンド 1個
・スパナ 1本
オプション
オプションのフレキシブルシャフトとスタンドが高いのが痛いですね。
しかし、細かな作業ではフレキシブルシャフトは必須です。
今までのビットとの比較
左上の5本が購入したビットになります。
付属ビットに比べて倍くらい大きいので、研磨や切削には使い勝手が良さそうです。
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まとめ
時々出番があって使っていたプロクソンのミニルーターですが、これで使用範囲が増えると思います。中国の切削ビットなどは使い物にならなかったのですが、炭化タングステンビットなら大丈夫かなと思っています。次回以降に使ってみたいと思います。
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