廊下部分の天井漏水

B棟屋上から漏水していてB棟廊下が爆裂していました。原因を調査します。
屋上からの雨水管から漏れていると想定しています。

廊下部分の天井漏水
廊下部分の天井漏水

B棟屋上調査

排水溝確認

一番可能性が高い雨水管の所を確認します。
写真では分かりにくいですが、防水用のゴムシートと雨水管部分が剥がれていました。
(向かって右側)

漏水個所と思われる部分
漏水個所と思われる部分
漏水個所と思われる部分

脱気筒確認

B棟屋上には脱気筒が1個しかありません。少ない気がしますし、設置位置も疑問です。
2日ほど雨は降っていないのですが脱気筒の蓋を外すと中に水がジャバジャバに入っていました。
これは防水層の下が水浸しになっていますね・・・

屋上防水はエポキシ系防水を8年ほど前に行ったのですが、5年程前から天井面に漏水していました。
施工不良に近いと思いますが、放置していたので追及は難しいですね。
きちっと調査しなかったので分かりませんでした。

脱気筒
脱気筒
脱気筒内 水が溜まってる

脱気筒とは

白水興産HP参照

脱気筒とは、屋上の防水層と下地(コンクリートなど)の間に発生した水蒸気を排気するための筒のことです。 屋上の下地コンクリートは、日常の雨や屋内の湿気・水分を含んでおり、昼夜の温暖差や太陽の熱により水蒸気を発します。 この水蒸気が防水層との間に発生すると防水層が膨らみます。

脱気筒の仕組み

日当たりが悪い場所に設置するのは、脱気筒の役目をあまり果たしていません。
追加で日当たりが良い場所にも設置する必要があると思います。

次の防水工事時にはA棟もステンレスの脱気筒に交換したいですね。

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まとめ

大したことないかなと思っていましたが、結構ヤバそうな感じになっていました・・・

急ぎ屋上防水をする必要がありそうです。
A等の排水管も豪雨時に横から水がはみ出ていますので、ここの防水も危ないかもしれません。

前回エポキシで防水している業者に、A棟を含む調査依頼をお願いして対策を検討したいと思います。

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当マンションは建築後28年経過して色々不具合が出ています。私が3年前から理事長になって色々検討した内容や調査などの記録です。後ろ側に役に立ちそうなリンクも張っています。

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