TPA3255のリファレンス回路でも出力にRC直列のフィルターが入っています。この回路はスピーカーケーブルが長いなどの場合、最悪ICが発振してしまうのを防止するのが目的です。
当方の環境ではスピーカーケーブルは長くても2m程度に抑えているので、不要な回路と考え取り外しちゃいます。
最近はほとんどケースに入れられることなく、放熱器もなしで動かしています。大音量は危険ですが家の環境ではまず大丈夫だと思っています。
改造前と全く違う部品になってしまいました。
作業
作業は簡単でフラックスをたっぷり塗ったら、半田ごて2本で挟んで外すだけです。
超高域で発振したりするといやなので、しばらく電流と電圧を監視していましたが、上がることが無かったので問題なしです。
この電圧・電流計はとっても便利です。
まとめ
音質は大きくは変わりませんでしたが、高域が伸びた感じでクリアーさも増したようです。
今回外した回路
RCの超高域LPFです。外したほうが電流・電圧波形が素直になります。
今後の予定
TPA3255をTPA3245に交換
少ない出力で動かすのには、TPA3255はパワーがありすぎてノイズや歪などが増えます。
そのため、ピンピッチが同じでパワーが半分のTPA3245に交換しようと手配中です。
しかし!在庫が無いみたいなのでしばらく待ちです・・・・
TIから直接購入すれば買えますが送料のほうが高いという・・・・40ドルは痛すぎます・・・
ついでにREANのTRSとRCAコネクターも購入
バランス入力に変更
試験は行っているのですがバランスが崩れているぽいのと、抵抗値の設定を検討中です。
今は音が悪くてお話になりません・・・
リセットICの定数をいじってポップ音を低減
こちらは、どうもFMD社の8bit RISC MPUのようで、いじるのは難しそうです。型番が見当たらないのですが、ピン配置などからすると可能性が高そうです。
パターンから追っかけたピン配置
注意事項
改造行為はある程度以上の道具と熟練度が必要ですので、電気やハンダ付けの知識がない人にはお勧めできません。
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