Windows11proインストール済みのミニPC BeeLink EQ12 ProをWindows10proにダウングレード(今回は新規インストール)します。まず準備するのは、PCIe3に対応したSSD・M.2 SSDをUSBで接続できるケース・Windows10proインストールイメージが入ったの32G USBメモリーを用意します。
今回、M.2 SSDを交換するミニPC
Beelink Intel 12th Core i3 N305 EQ12 Pro
2.5G有線LANが2系統・DDR5メモリ16G・BT5.2・WiFi6・USB-CからPDでモニターに電源供給可能
Aliexpressのみの販売に・・・
N100のリンクを張っておきます。
使用部材
キングストンテクノロジー2TB SSD NV2シリーズ
Gen4にも対応したメーカー製激安SSD
PCIe-USB変換SSDケース
SSDをメモリとして使えるように安くて放熱性がよさそうなSSDケースも購入しました。USB3.2なので激安です。
Thunderbolt4などの高速転送には対応していませんが、少し遅いだけですので問題なしです。
32G USBメモリー
安くてADATAのUSBメモリが手元にあったので使います。前までは16Gで大丈夫だったのですが、少し不安なので容量を32GのUSBメモリを手配しました。
Windows10 インストール用イメージ
Microsoftサイトから、インストールイメージをダウンロードしてUSBメモリに展開しておきます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
Windows10のインストールイメージの作成
有線ネットワークを使用したほうが安定しますので、有線ネットワークに切換えておきます。
Windows10のインストールツール
MicrosoftのWindows10インストーツールをダウンロードします。
Windows10の最新のパッチファイル22H2対応のものを使ったほうが、後で面倒じゃありませんのでイメージを持っている方も落としたほうがいいです。
この段階でUSBメモリは刺しておいたほうがいいです。
インストールツール起動
Wクリックして、「MediaCreationTool22H2」を起動します。
起動後、しばらくしたらライセンス条項に「同意」をして次に進みます
今回は、元のSSDはそのまま新しいSSDにインストールするつもりなので、「別のPCのインストール メディアを作成する(USBフラッシュ ドライブ DVD、またはISOファイル)」を選択します。
言語、アーキテクチャ、エディションの選択
「このPCにお勧めのオプションを使う」を外して以下の設定にしました。
USBフラッシュメディアに書き込み
メディアはUSBフラッシュドライブを選択します。
USBフラッシュドライブを選びます。1個の場合はそのままでOK
Windows10のイメージを自動的にMicrosoftよりダウンロードします。
ダウンロードが終わったら自動的に検証します。
USBフラッシュメディア完成
完了したらメディアにWindows10 22H2と記載しておきました。
Windows10の最終エディションになります。
Windows10用のドライバーファイルを用意する
BeeLinkのドライバーは必須ですので、事前に落としておきます。
少々古めですがBeeLinkのドライバーだけでも良さそうです。
BeeLinkのドライバーを落とす
BeelinkのHPに行ってドライバーをダウンロードしておきます。
EQ12&EQ12 pro Driverが該当しますが、Windows11専用のドライバーも入っていそうなので内容を確認します。
Windows11のデバイスマネージャーでデバイスの確認
以下のドライバーは後からでもOKです。
まずはWindowsのスタートアイコンを右クリックして、デバイスマネージャーを表示します。
インテル® Core™ i3-N305 プロセッサーのドライバー
インテル® Core™ i3-N305 プロセッサーのダウンロード
インテルのサイトに行って最新ドライバーをダウンロードします。
インテル有線LANのドライバー
i225-Vのドライバーがインストールされています。
2ポートあるのでデバイスは2個あります。
「i225-Vのドライバー」で検索すると出てきます。
インテルのサイトに行って最新ドライバーをダウンロードします。
インテル無線LAN・Bluetoothのドライバー
無線LANはノイズの原因になるのでBIOSでカットしてあります。
そのためBT5.2のドライバーをインストールできればOKです。
USB-DAC ToppingDM-7
こちらはご自分のDACに合わせてダウンロードしてください。
リアルテック・オーディオドライバー
Voicemeeter Bananaとコンフリクトするみたいなので、今回はBIOSで切っています。
2023/8/12追記
チップは「ALC897」で「Realtek ALC897 Audio Codec Driver」で検索すると出てきます。
RealTEKのサイトには、ALC897のドライバーはありませんでした・・・・
オーディオドライバーはBIOSで切ってありますので不要ですが、後で必要になった時のためにダウンロードしておきます。
ドライバーファイルをインストール用のUSBディスクにコピー
ディストップで解凍して、Windows起動用のUSBディスクにコピーしておきます。
容量が少ない場合は、BeeLinkの有線LANのドライバーだけでもOK・ホルダー配下のLANのホルダーのみコピー)ほかのドライバーは別のUSBメモリ(今回は取り外したSSDを使っています)にインストールしておきます。
M.2 SSDをEQ12proに実装
まずは4本のねじを00番のプラスドライバーで外していきます。
でっぱりをもって引っ張ると開きます。この辺はよく考えてあります。
SATAのコネクター2本・FAN部分が3本のねじを外します。
左側にM.2 SSDが見えます。
止めねじを外します。
裏側にある無線LANカードのコネクターの絶縁が取れていたので・・・
カプトンテープで保護します。
上側が実装されていたM.2 SSD・下側が今回新規に購入したキングストンの2TBのSNV2S/2000Gです。厚みはほぼ一緒ですので、実装しても基板などに干渉しないでしょう。
M.2 SSD実装
FANを取り付け
ばらすのが面倒なので、この状態でインストールなどを行います。
FANも回りました。ほんとに静かです。耳を直近まで寄せないと音が聞こえません。
BIOSの起動設定を確認
5番目にUSB Deviceがありましたので、そのままで起動できます。
USBメモリを刺して、電源ON!
Windows10proインストール
これでWindows10のインストールができます。
初期画面
Windows10のインストール画面が出ました。
キーボードが106キーの人は問題ないので次に行きます。
ライセンス認証
BeeLinkはボリュームライセンスなので、プロダクトキーが出ません。
プロダクトキーがありませんを選んで次に行きます。
Windows10のインストールバージョンを選んで次へ
ライセンス条項を読んで同意して次へ
LANドライバーのインストール
ここでLANドライバーを読み込みます。
これによりi225-Vのドライバーが読み込まれます。有線LANのドライバーがないと初期設定が面倒なので必ず入れるようにしてください。
パーテーションの選択
今回はパーテーションを分けないので、このままインストールしていきます。
これでWindows10proがインストールされます。
Windows10proの設定
地域を選択して
キーボードを選択して
ネットワークに接続
インターネットに接続します。
名前を入れて
パスを入れます。
セキュリティの質問を入れて
プライバシーの設定
私は全部OFFにしています。
Cortanaもいらないので
これで基本設定が終わりました。
再起動するとEdgeの設定画面が・・・
面倒なので今はパス
外したSSDにドライバーやアプリが入っていますので、今回購入した外付けSSDケースを繋ぎます。
デバイスドライバーを見ると不明なデバイスが多数あるはずなので、1個づつ選んでローカルからインストールしていきます。メインのドライバーディレクトリを選べば自動で探してインストールします。
キャプチャーを忘れたので写真はありません・・・
Windowsアップデートを行ってWindows10のインストールは完了です。
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まとめ
BeeLinkのEQ12proに入っているWindows11proをWindows10へダウングレードしてみました。
BeeLinkのサイトにあるドライバー1式で問題なく動作しています。
このPCはボリュームライセンスなのでインストール時にプロダクトキーを要求してこないですが、ライセンスはされていますので、問題なくインストールできます。Amazonにはプロダクトキーがないからインストールできないというコメントがありますが間違いです。
Windowsは問題なくインストールできましたので、次は音楽関係のアプリのインストールです。
音楽関係のアプリはWindows11だとうまく動かないのが多数あるので困ります。
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