近所のスーパーで幻の豚肉背油を売っていましたので、ラードを作ってみました。
失敗もありましたが、香り高いラードとおいしい油かすができ満足です。ラーメンを作って入れたら、一段階以上おいしさがアップしました。お勧めです。
作成
背油は他の精肉店ではタダでもらえるのですが100g/10円でした。
800g弱の背油で作成していきます。
下ごしらえ
いつもはお湯である程度茹でてから切り刻むのですが、今回は大き目の油かすが食べたかったので1-2cmくらいに刻みました。
ラード
焦げるのを防ぐため、10-20%くらいのお湯を入れて、中火で加熱していきます。今回は時間がかかると思い20%入れました。
使用する鍋は前回復帰させた中華鍋です。
5分経ってもあまり変化なし・・・
混ぜます・・・ やはり大きく切りすぎです・・・・
10分経ってもまだまだ・・・ もうブレンダーで細かくしちゃいます。
20年近く前のブラウンのブレンダー 今でも現役です。
使い勝手がいいので一家に1台は欲しい。
今はスタイリッシュになって使い勝手も向上したみたいです。壊れたら買い換えようと思っているのですが丈夫で壊れません・・・
がーっと中速で細かくしていきます。
1分ほどで粉々になりました。大き目の油かすを食べる野望は次回に持ち越し・・・
油温を上げすぎると焦げるので、160度で設定しておきます。
5分ほど加熱していると、ラードがどんどん出てきてブクブクになってきました。
アクも出ますが高級豚の旨味なので、そのままどんどん加熱していきます。
油かすが揚がってきて、色が少し茶色になってきました。
もう少しです。
三角濾し網で濾していきます。プロ用なので少し高いですが2重になっていて丈夫です。
こちらも10年ほど前に買ったものです。
色も綺麗な茶色になってきました。
木べらで混ぜて水分が無くなれば完成です。水分があると混ぜた時にパチパチはぜる音がします。
じっくり濾します。やはり大き目のやつは油が抜けてないです・・・
キッチンペーパにくるんで、より油を抜いておきます。
少し茶色のラードが取れました。大体600gぐらいです。
家で使うには多すぎですが、冷凍すれば1月以上は持つので良しとします。
細かいゴミが入りますがこれ以上濾すとうま味も減るので、濾し網で濾してそのままにします。
ざるの場合は、水で浸して良く絞ったキッチンペーパで濾すと良いです。
油かす
粉々になりました。まーしょうがないでしょう。次回は2mm角ぐらいに茹でてから刻みます。
しかし!味見をしたら豚のうまみと油のうまみが来ておいしい!
次はサクサクの大き目の油かすが食べたい。
冷凍
冷凍は冷めたらタッパに深さ1cmくらい注いで、凍ったらお湯で外して切り刻んでおきます。
20cmの大き目のタッパがぎゅうぎゅうです。600gありました。
まとめ
ラードだけを作るならば、肉屋さんで粗びきにしてもらうと10-15分で完成すると思います。
幻の豚の旨味を十分に引き出すためにアクをすくわないで作成しましたが、今一な背油の場合は途中でアクをすくったほうが良いかと思います。
ラーメンを作って、ラード1欠けと油かすを入れて食べてみました。
ラードの旨味と、油かすの旨味がガツンときて、1味も2味もおいしくなります。
余り油が好きじゃない嫁さんが、おいしいと太鼓判です!
良い背油を見つけたらぜひ作ってみて下さい。
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