前回簡易修理したLED懐中電灯ですが、接触が今一つなのでニッケルで再メッキしました。メッキはいつも使っているメッキ工房です。金メッキするほどでもないと考え、ニッケルメッキだけします。
自分でメッキできると電子工作の幅も広がります。
メッキ作業
メッキ作業は汚れや剥がれがあると綺麗にできません。洗浄を十分に行ってください。
清掃
メッキ部分は剥がれや錆があるため、時間をかけて超音波洗浄を行います。今回は10分行いました。
使用した超音波洗浄器:ツインバードのEC-4518です。もう10年ほど使用しています。
油汚れや磨きにくい部分の掃除には最適です。家では眼鏡も良く洗います。値段も安いので購入してみても損はないと思います。
今回は45℃くらいのお湯に、中性洗剤を入れて洗浄していきます。
洗浄後は、流水でしっかり洗い乾燥していきます。今回は時短でドライヤーで乾燥させました。
多機能なシチズン製
汚れもこちらのほうが良く落ちるようです。壊れたら買い換えようと思っているのですが、壊れないので・・・
メッキ
いつものメッキ工房です。
今回はIPAで乾燥後に洗浄したので、電気脱脂はしないでメッキをしていきます。
いつもながら簡単です。ワニ口クリップでメッキする部分の端を挟んで、フェルトにメッキ液を付けてこするだけ。
メッキ前
メッキ後
メッキ作業後、中性洗剤で洗って綺麗なペーパーで磨いて乾燥したら完了です。
写真が光って分かりにいですが、メッキ後は光も戻って綺麗になりました。
これなら接触不良はおきないでしょう。
仮組での試験
清掃が完了したので仮組をして点灯試験
振ったり捻じったりしても点灯のままで改善されました。
まとめ
これで懐中電灯はまともに動くようになりました。次はLEDの交換ですね。
秋月電子さんから、良さげなのがありましたので、購入したら交換したいと思います。
追記:
残念ながら秋月さんの物は、うまく付かない感じです・・・
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