20年物コルク床 再塗装 その8 再サンディング 反省・感想あり


オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有」で2回目を塗ったのですが、コルクの部位によって大幅に染みこみ方が異なり、色の差が大きくなりました・・・
色が薄いところを重点的に刷り込み全体の均一化ができると良いのですが、厳しそうなので2回目を塗って完全硬化するまで放置して180番でサンディングし3度目の塗装を行います。塗り重ねると色が濃くなるので、最後はマスキングテープで保護しながら色合わせをします。

20年物コルク床 再塗装 その8 再サンディング 反省・感想あり

今までの反省・気付き

作業して塗装を行った反省と気付きを記載します。

コルクの凹みに関して

コルク床は沈み込みに弱く、加熱などでは半分も戻らない。
重い家具を設置する場合は荷重を分散する敷物が必要(今回は5cm角5mm厚のコルクと地震対策でタックゲルを使う予定)

サンディングに関して

  • 色が異なる部位は、もっとサンディングをかけて同一色になるまで磨くべきであった
    (サンディング後も濃い色のところはタイル交換も視野に)
  • 凸凹は多少許容できると思ったが、凸凹部分では塗装の吸い込みが異なって色が大きく異なる&凹み部分では、塗料が残りやすい。今回は0.3mm程度の削りだったが、凸凹を均すためには0.5mm以上削る必要があった
  • 最終仕上げはやはり180番程度で平滑を見ないと分かりにくかった
  • 塗装後のサンディングは目詰まりが多く、サンドペーパーが多数必要

塗装に関して

  • オスモのコテバケを使ってみたが、コルクタイルでは吸い込みが異なる部分がありムラになりやすい
  • 塗料の粘度が高いのでムラなく伸ばすのが難しい。(薄めるのもNGなので)
  • コルクの吸い込みが多い部分は色が濃くなり塗装前より差が目立つ
  • タンポを作って最初から色を見る&吸い込みを確認しながら作業したほうが最終的には効率が良さそう。
  • 思った以上に浸透しており、0.5mm程度は含侵していた。
  • 「オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有」は思った以上に乾燥が早い。25℃程度は30分もしないうちに粘度が大幅アップ。試しに塗料のみを乾燥させたが3日で1mm程度塗料が硬化した。
  • 思った以上に臭いがきつい。酸化した油のにおいが3日程度は続く・・
  • 上塗りが可能なため何度でもやり直し可能
  • 硬度も高く(ウレタン並み)密着性も高いので塗料としては優秀
  • フロアーエキスプレスなどフロアー用は滑り止めのためのクルミ紛?が入っていて沈殿している。そのため塗装後の磨きは滑るようになるためNG

コテバケの保管

コテバケの保管は少しでも空気が入ると硬化するようなので諦めました・・・
内部に残っている空気で固まり始めるため、ベタベタが強い状態になるようです。

作業開始

ムラの解消が難しいので3日ほどファンで風を送って乾燥させ、再再度のサンディングを行う。

タンポを作って塗装を行う

オスモカラーは粘度が高く、凹み部分に残るのでタンポを作って試してみます。

家にあった繊維が付着しにくい「クレシア ワイプオール X70」・「ロカ綿」を使ってタンポを作ります。

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2度目の塗装完了

ムラが気になるので、再度表面を均して対策してみようと思います。

漂白を試す

色の濃いところはマスキングをしてサンディングを強化&漂白を試してみることにしました。

マスキングテープを張ってサンディング開始

サンディング後に漂白、水でふき取りして乾燥

漂白は効果なし・・・もう一つの部屋で下地の状態で試そうと思います。

再度全体サンディング

色ムラを均すために再度サンディング!
ボッシュのWアクションサンダーはあまりに音がうるさいので、マキタのマルチツールのLV1で地道にサンディング

まとめ

塗装ムラが多いので再再度サンディングを行ってタンポで塗装を行います。

艶が思った以上にあり下品になったので、タルクパウダーを追加してつや消しにしようと思います。
体積比で10%程度追加すると、粘度が上がり塗りにくそうなので「薄め液」でタルクパウダーを溶いてから混ぜようと思います。少量を試してみて問題なさそうだったら全体を塗る予定です。

使用材料など

失敗すると塗装が完全硬化するまで2週間も待たないといけません・・・
そのため、高いのですがオスモカラー純正のコテバケも用意しました。

オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有

2部屋分を塗るので、大目に2.5Lと0.75Lの2缶を用意しました。
高いので結構なダメージ・・・

しかし、コルクの吸湿性なども生きるようなのでよしとします。
(吸湿性があるということは細かい穴が空いているということなので、多少音響的にもいいかも!)
補修するときも、色が変わりにくいとのことなのでDIY向きだと思います。
密閉すれば2年は保存できるようなので、これもDIY向きですね。

タルクパウダー 500g
食料添加物扱いなので、純度が高いと思います。
他にはベビーパウダーの代わりやミョウバンと混ぜて消臭にも使います。

小堺製薬
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オスモカラー コテバケ

こちらのコテバケは無茶高いですが、評判はとても良かったので購入しましたが、腕が悪く使い勝手が難しく&再利用もできないので、今回は時間がかかりますが自作タンポで行きます。

塗装用トレイ

ペイント受け皿

タンポで塗装するのでポリプロピレンのタッパで対応します。

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