オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有は思った以上に下品な艶が出るので、パウダーでつや消し塗装してみました。艶も抑えられて上品な仕上がりになって満足です。次回は全体を塗って完了にしようか、色合わせをするか迷っています。
今回の準備物
つや消しにするのと、自作タンポでこすりつける方がきれいに塗装ができることが分かったので、下記を用意しました。
つや消し用パウダー
つや消し用パウダーは、タルクのパウダーを選定しました。このパウダーを10-20%混入して塗ればつや消しになります。混入度合いを強めると強いつや消しとなります。
今回は他の用途でも使うので、純度が高そうな商品添加物として認可されているタルクパウダーを使います。
直接混ぜると粘度が上がりすぎるので刷毛洗い液で溶かしてから、混ぜるようにします。目分量ですが10%程度入れる感じになります。
オスモカラー刷毛洗浄液
オスモカラーの刷毛洗浄液は製品安全シートから見ると、脂肪族炭化水素が50%-100%という表記で種類の特定ができず、高いですけど1L購入しました。
臭いを嗅いでみると灯油とガソリンを混合したような臭いです。
刷毛洗いはミネラルスピリットで問題ないかと思われます。18Lで1万円もしません。
オスモカラー フロアークリアーエクスプレス #3332 2〜3分つや有
2部屋分を塗るので、大目に2.5Lと0.75Lの2缶を用意しました。
2.5Lだけで良かったかもしれません。思ったより吸い込みが多くありませんでした。
塗料皿
適当なタッパを使いました。
タンポが十分に入る大きさであれば問題ないです。
自作タンポ
タンポは家になったもので作りました。
繊維が出にくい柔らかい紙or布と綿があればOKです。
私は家にある物で作りました。
GEXのロカ綿
クレシアのワイプオール
キムワイプの厚手の大きめの物だと思えばいいです。
電子機器の外装などの清掃に使っていました。
作り方
作るというほどでもありません。
ワイプオールを2重折りして、ロカ綿を中に入れてねじっただけです。
これなら使い捨てでも惜しくありません。
塗装
3度目の塗装でもありコルクに浸透しなくなっていると思われるので、オスモフロアーエキスプレスは100ccにします。
タルクパウダーは大さじ1杯・刷毛洗浄液も同量くらい入れてよく混ぜます。
あまり粘度が上がらないので、同量でOKでした。
そこにフロアーエキスプレスを入れて良く混ぜたら塗装開始
塗装方法はタンポから塗料が落ちない程度まで絞って、塗り広げていきます。
30cm角タイル4枚ほどで塗料がなくなるので、塗ったところを再度タンポで良く刷り込む感じで塗装しました。
3回塗り完了
色ムラは多少良くなりましたが差はまだあるので、2日ほど扇風機で乾燥させマスキングをして色の薄いタイルを塗っていきます。
艶は良い感じのつや消しになって落ち着いた感じになりました。
色の差を気にしなければこれで完成でも良いくらいです。
まとめ
紆余曲折しましたが、何とか形になってきました。
オイル系の塗料は強度が不足すると思って避けていましたが、オスモカラーは付着性・表面硬度ともに高く、普通に木材に使っても乾燥したらべたついたりしないので、使い勝手は良いです。
又、今回6畳強を塗ったのですが、浸透しない場合は100ccで余っちゃうくらい薄く延ばせます。
タンポで擦り付けているので内部の滑り止めは取れてしまって、あまり効かないかと思っています。
滑るようだと滑り止めのワックスを上から塗る感じになるかもしれません。
途中結構めげていましたが、良い感じになってきました。
次の部屋は1/3以下の時間で完了すると思います。
暑いさなかに部屋を閉め切ってのサンディングが堪えました。涼しくなると楽になります。
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